小倉記念　2023　予想　◎マリアエレーナ

◎マリアエレーナ
○カテドラル
▲テーオーシリウス
△エヒト
△ククナ
△アップデート
△カレンルシェルブル
（馬連3点　3連複13点）

コース形態からしても平均以上で流れる展開になりやすく、比較的後半のＳＰ持続力型となる傾向が強いレース。天候による馬場悪化の心配もないので、ある程度スピード要素を重視していく必要があると思う。

まぁ純粋にスピード面の勝負になるのであれば◎マリアエレーナが浮上する。

馬の特性面においては後半のＳＰ持続力型で、昨年のこのレースの覇者という事もあってこの舞台に対する適性そのものは高い。ただ本質的に左回り向きの感もあって右回りでは多少心配な要素は未だに残っていると思う。さらに昨年のこのレース以降のリズムが非常に悪く（鞍上の影響が大）、取りこぼすレースの連続だったのも事実。ここに来て同じ鞍上でいきなり復権なるか？というのは疑問は当然あって、前走の鳴尾記念でも若干力負けの感すらあったのも気になる。今回は相手関係の面ではグッと楽になる点は魅力だが、56.5キロのハンデも微妙と言えば微妙という要素もある。

ただ正直このメンバー構成では実績面で断然抜けた存在になる。現状で2人気が51キロの軽ハンデで人気になっているように見えるゴールドエクリプス、前走で復活の気配を見せたというだけでククナが3人気に推されるメンバー構成である。混戦と言う見方も出来なくも無いが、正直どの馬も信頼できるタイプではないのだろう。ただこんな人気になってもマリアエレーナの能力は変わらないはず。鞍上が下手を打っても…というだけの能力差はあるはず。

理想はの展開は平均で流れる展開を追走、もしくは自ら作り出す形。当然今回も鞍上がどう判断して、どう行動を起こしていくかという所が最大の焦点になる。基本的にゲートが良い方の馬なので、序盤で意図的に下げる形（本当に下げると本格的に八百長を疑うレベルになる）でなければ特別な事を何もしなくても馬券圏内に入ってくると思う。

まぁ先述の根本的な右回り適性の問題が解決していないので何とも言えないが、平均的な流れからの後半ＳＰ持続力勝負は得意としている馬。開幕週の高速馬場もこの馬には向いていると思われるし、鞍上云々の話は別として純粋にこの馬の能力の高さを信じて本命としたい。

相手候補の選択もかなり難しい。先述の3人気の△ククナは先行機動力が魅力なので抑えるとしても、上位候補馬に推すほどではない印象。同様に△エヒトは内枠に入って位置取りの観点から序盤の動きに少なからず掣肘がありそうで上位には推し難くなった。

結局相手筆頭はある程度の位置を取れればこのメンバー構成では上位に来て良い○カテドラルを指名。3番手には単騎逃げで自分の形を作り切ってからの粘り込みに期待して▲テーオーシリウスを抜擢しておきたい。

【重要予想についての注意事項・説明】
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