重賞予想結果 9/17~18 ローズS セントライト記念

9/17 ローズS

結果:△-○-△ はずれ

◎コンクシェル 12着(4人気)
○ブレイディヴェーグ 2着
▲ラヴェル 14着
△ラファドゥラ 7着
△ソーダズリング 8着
△マラキナイア 3着
△マスクトディーヴァ 1着

(馬連3点 3連複13点)

レース後・感想
終わってみれば45.7-45.7というペースの中で後半要素の勝負となったレース。勝った△マスクトディーヴァは直線でとんでもない加速力を見せつけての完勝。しかも1.43.0のレコードを叩き出しての物だから凄い内容だったと思う。ただ現状ではワンターン向きの感は強く、本番の秋華賞では一周コースでコーナーの加速勝負に対応できるかどうかがカギになる。

2着○ブレイディヴェーグは4角で動きたいところで外から他馬に蓋をされてしまったのが致命傷。結果的にこれが大きく影響して、直線半ばまで進路を見出せずに苦しい展開。ただ最後1Fで加速を見せて2着を確保する内容で、地力そのものの高さを見せつけた形に。ただ出負けで位置取りを悪くしたのも敗因の一つで、この辺りの改善が急務になると思う。

本命に推した◎コンクシェルは12着大敗。しかも想定通り後半が45秒台の決着になった中でこの結果は個人的には結構ショックな内容。ただレース後の関係者コメントを見るとどうも落鉄があったような感じ。これが本当なら多少言い訳はできるが…。


9/18 セントライト記念

結果:◎-△-無  はずれ

◎レーベンスティール 1着(2人気)
○キングズレイン 5着
▲シルトホルン 7着
△ソールオリエンス 2着
△セブンマジシャン 4着
△ウィズユアドリーム 10着
△ドゥラエレーデ 8着
(馬連3点 3連複13点)

レース後・感想
予想だけは完璧だったと思う。正直ここまで仕掛けが遅い競馬になるとは思わなかったが、勝ち馬(レーベンスティール)と2着馬(ソールオリエンス)に関してはほぼ想定通りの内容だった。ただ…3着馬が居なかったという感じ。

◎レーベンスティールは2着馬とは内外の枠の差、道中のコース取りの差が大きく出た形ではあるが、最後1Fで11.0秒の加速を引き出すなど反応の良さと加速の鋭さで勝負を決めた感じ。仕掛けの遅い展開が向いたのはあるが、対ソールオリエンスの視点で見ても総合力の差が大きく出たのが印象的。

今後は中距離路線か菊花賞路線かの選択になると思うが、菊花賞に出走となっても視界は明るい。出負け癖が改善されて位置取りの不安要素は消えたし、末脚の確実性と要所の加速で優位性を築けるタイプだろう。今回は前半要素を含めた総合力という点を生かす形でで完勝した事は意味は非常に大きい。不安があるとすればハイペースで持続力勝負寄りの展開になった場合くらいだろうか。

2着△ソールオリエンスは終始外々を回る展開ではあったが、4角手前で置かれ気味になって直線入口では大きく外に振られてしまい、戦前の不安材料がそのまま出てしまった感じ。また直線序盤での反応と加速は明らかに勝ち馬に見劣っている。エンジンが掛かった最後1Fでグンと伸びを見せたものの、4角から直線序盤までの一連の動きで後手を踏んだのが致命傷だった。

正直本番の菊花賞では不安要素を抱えたままになる。現状ではスピードを乗せての4角進入はすべて外に振られており、京都でも同じことが想定される。菊花賞の舞台である京都3000mは坂越えが2度あるし、しかも2周目の3角からの下りで行き脚をつけてからの4角~直線入口への進入となる。ここでどういう反応、対応を見せるかが最大の焦点になると思う。


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