神戸新聞杯 2023 レース傾向詳細
【9/23 9:00 追記】
過去10年平均ラップ推移で2018年度のラップに間違いがありましたので修正しました。
【阪神・芝2400m・外】
正面スタンド前の4角寄りがスタート地点で、内回りの2000mと同じになる。スタート直後にゴール前の坂を越えて1角までの距離は約325mでの先行争いを経て、2角へ進入して向こう正面へ。2000mと違って外回りコースの3~4角はゆったりとしたコーナーで、4角への進入もスムーズに入れる形態。最後の直線は約475mあるが、ゴール前で高低差約1.8mの急坂を迎えての争いになる。直線が長い為に決め手を要求されやすいが、動き出しの位置によっては持続力(SP持続力)を問われる事も多い。
【神戸新聞杯 レース傾向詳細】
菊花賞に向けての重要なステップレース。本番の菊花賞が3000mという事もあって、長距離を意識した乗り方(折り合い重視)になりやすく前半はかなり緩いペースとなる傾向が強いレース。前半の1000mは平均して61秒台後半となるし、超スローペースと言ってもいい。仕掛け処もかなり遅くなる傾向にあって、最終的には直線の加速勝負になりやすい。ただし4角でグンとペースが上がってそれが直線半ばまで持続する形になりやすく、一瞬の加速力だけでなくSP持続力も問われやすい印象。菊花賞のトライアルレースだけに出走メンバーのレベルが高いのか、後半の総合力勝負という形にもなりやすいのが特徴。ただラップ推移的には最後の1Fは落とす傾向にあり、後方待機の直線勝負に徹した馬でも直線の長さを利してゴール前で外から突っ込んでくる印象も強い。ただそれでも勝ち切るイメージは薄くて、結果的には2.3着に食い込むのが限界という感じはある。
過去10年平均ラップ推移
![](https://assets.st-note.com/img/1695428000955-orGrMERemg.jpg?width=1200)
過去10年PCI平均値
![](https://assets.st-note.com/img/1695378703955-Xi9nu7bjAY.jpg?width=1200)
【推奨タイプ】
後半型
直線加速型
SP持続力・後半型
SP持続力・総合万能型
後半勝負・直線勝負型