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桜花賞 2023 予想 ◎リバティアイランド

土曜日は流石に馬場は回復し切らなかった印象だが、日曜日は流石に良馬場となるだろう。実際にどうなるかは微妙かもしれないが、真面なら先週同様の高速馬場も視野に入れなくてはならない状況になると思う。

そこで重要になるのが勝ち時計。昨年の阪神JFの勝ち時計は1.33.1、2月のクイーンSも1.33.1というかなり速い時計での決着。対してチューリップ賞が1.34.0、フェアリーSが1.34.3、エルフィンSが1.34.2とどれも1分34秒台なので、阪神JF、クイーンSの1.33.1の時計はかなり抜きんでていると見える。中でもクイーンCは稍重の馬場状態での時計である。ある程度時計が出る馬場になると想定するのであれば、必然的に阪神JF組とクイーンC組の中から中心を選ぶべきだろう。

本命は◎リバティアイランドとしたい。
やはり阪神JFである程度流れる展開の中で後半要素で明確な違いを見せたところを評価。対戦相手の殆どが阪神JFで降している相手となるし、その中で2着以下に2馬身半と圧勝の内容。ただゴール前では流す余裕があった内容でもあり、2着馬との着差、勝ち時計も更に更新できた可能性は十分だった。

仮に緩めの流れになった場合にどうか?という面は多少あるが、新馬戦ではとんでもないスローの流れとは言え、後半3Fが31.4秒とすべて10秒台という脚を使えている。2走前のアルテミスSではスローの流れでクビ差2着だが、4角から直線で包まれる形となったのが響いた形だった。ちょっとエンジンの掛かりが遅めの印象があるので内枠がどうか?という面はあるものの、桜花賞はそこまでスローの流れにならないと思うし少し流れて縦長のバラ蹴る展開なら包まれる心配もないはず。出し切る形を想定すれば純粋な力関係から見ても勝ち負けには持ち込めると思える。

後は先述の力関係の話になって、やはり未対戦組との力関係をどう見るかという所になると思う。中でもクイーンC勝ちのハーパーとの力関係をどう見るかが最も重要。しかしクーンCでハーパー相手にクビ差2着だったドゥアイズが出負け、直線の進路取りで苦労…という条件下ではああったが、阪神JFでは0.4秒差の3着でリバティアイランドには完敗のテイ。この事からも素直にリバティアイランド本命としていいだろう。

相手筆頭は○ハーパーを。
こちらも単純にクイーンCで稍重の馬場状態で1.33.1のタイムで勝ったことを評価。そこまで加速が鋭いタイプでは無いので極端な加速勝負に不安はあるが、少し流れる形からの総合力を生かし切りたい馬。まぁタイプ的にはオークスで…という感じが強い馬ではあるが、クイーンCの内容と総合力の高さはこのメンバーでも上位だと思えるので対抗評価としたい。

3番手はチューリップ賞組から▲コナコーストを抜擢。
前走のチューリップ賞では中団から差し込む形となったが、スローの直線加速勝負という展開の中で反応と加速面で見劣った印象。それでもエンジンが掛かった最後の1Fで猛追を見せるなど、チューリップ賞組の中では内容的には一番見所があった馬。正直自力で差し込めるかどうかは疑問だが、最後の1Fで前の馬が苦しくなったところに最後外から突っ込んで…という形に期待して3番手としたい。

後は阪神JFとクイーンCの両レースで一定の内容を見せている△ドゥアイズ、アルテミスSの内容を再評価する形で△ラヴェル、阪神JF2着の内容を認めて△シンリョクカ、フィリーズレビューで進境著しい内容を見せた△シングザットソングまでを連下候補としたい。

 

◎リバティアイランド
○ハーパー
▲コナコースト
△ドゥアイズ
△ラヴェル
△シンリョクカ
△シングザットソング

【買い目】
馬連:◎○▲ BOX
3連複:◎○▲軸 △流し
(馬連3点 3連複13点)


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