競走馬個別メモ 2022 平安S テーオーケインズ
平安S 勝ち馬 テーオーケインズ
主な戦績:チャンピオンズC(G1・2021) 帝王賞(G1・2021) 平安S(G3・2022)
作成日:2022.5.23
競走馬特性面
MH1 【前半型】【前後半型】【万能型】【SP持続力型】【SP持続力・瞬発型】【総合力勝負型】【重馬場】
平均からやや流れる展開からのSP持続力勝負型。高速ダートやスピード面を問われる形が理想形かも
【専用メモ】高速ダート 反応良 コーナーの加速に?
【所感メモ】---
作成日:2021.11.29
過去成績・データ(2022.5.23時点)
前走:平安S(G3・中京ダ1900m)
タイム・着順・馬場状態・着差
1.57.0 1着(良)-0.4秒差
レース展開
M(ミドル)平均型 持続力・瞬発型
平均寄りの流れから後半の持続力勝負の形。直線半ばで11.6秒とかなりの加速を問われている展開
予想コメント
重○調教◎【休み明け初戦】59キロも力信頼・いい走りを期待
【調教】久々も好気配
★斤量59キロ 実績上位 位置取りカギ 真面なら勝ち負け
個別レース回顧
【出し切る形・終始スムーズな競馬・59キロ背負うも・3~4角内通す・直線の加速で違い見せる・能力の違い見せる・完勝】
【好発】【好位追走・内】【3~4角内通す】【4角馬なり】【直線入口で外】【直線伸びる】【最後1F後続突き放す】【完勝】
好発から楽に好位の内目を追走して直線で加速まで引き出して抜け出すとそのまま押し切っての完勝。終始内々を立ち回る形もスムーズな競馬で、直線は加速力で他馬との違いを見せつける強い内容。他馬は直線の加速で突き放されていて全くついて行けなかった。海外遠征帰りで59キロを背負ってという内容で後続に2馬身半差。能力の違いを見せつけての完勝としか言えない内容だったと思う。
陣営・騎手コメント
(松山弘平騎手)「強かったです。スタートもしっかり出てくれましたし、自分が思っていたようなポジションを取ってくれて、馬が本当に上手にレースをしてくれました。(勝負どころの)手応えも良かったですし、本当にさすがだなという走りでした。力が上でした。斤量をものともせず、本当に強い競馬でした。帰国して少し落ち着きが出て、馬がおとなしくなっていたので、いい方に出るのか、逆に少し気合が足りないのかというところはありましたが、しっかり証明してくれたので問題ないなと思います。一度使われたことで、さらに調子を上げると思いますし、これからがドンドン楽しみな馬です。前走は結果を出せませんでしたが、こうして帰国初戦で結果を出してくれたことを、まずはすごくうれしく思います」
2走前:サウジカップ(G1・サウジアラビア ダ1800m)
タイム・着順・馬場状態・着差
1.53.0 8着(良)2.5秒差
レース展開
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予想コメント
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個別レース回顧
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陣営・騎手コメント
3走前:チャンピオンズC
タイム・着順・馬場状態・着差
1.49.7 1着(良)-1.0秒差
レース展開
M(ミドル)平均型 後半SP持続型 49.3-48.3
平均寄りのスローという流れから後半5FのSP持続力勝負で、結構高い次元でのSP持続力を問われた展開
予想コメント
調教◎ 順調首位争い・発馬五分なら
【調教】久々叩き上昇目立
★展開、馬場状態カギ 成績安定傾向 先行力生かして
個別レース回顧
【出し切る形・終始スムーズな競馬・後半SP持続力の高さ見せる・直線の脚色際立つ・6馬身差圧勝】
【好位追走】【4角で動く】【4角~直線入口包まれ気味】【直線半ばで抜け出す】【最後1F後続突き放す】【圧勝】
まずまずの発馬から好位集団の中目という位置取り。道中は少しだけ行きたがる感じも見られたが、鞍上がガッチリと抑え込んで追走。3~4角はそのまま中目を通したので少し包まれ気味も、4角で前が開いてから動いて行く形。しかし直線入口から序盤で再度前が塞がると一旦外に出すロスが生じるも、直線半ばで逃げるインティ(4着)を並ぶ間もなく交わし切って先頭。残り1Fは完全に抜け出して後続を突き放す一方で、終わってみれば2着以下に6馬身(1.0秒)もの差をつける完勝だった。
終わってみればメチャクチャ強かったなという内容。平均寄りの流れだったが後半のスピード持続力を遺憾なく発揮した形。個人的に懸念したコーナーの加速はほとんど問題にせず馬なりで回ってこれたし、直線序盤で反応よく加速しただけでほぼ勝負を決めたような感じだった。正直なところ高速ダートでしか高いパフォーマンスを見せないと思っていただけに、普通の良馬場でここまでの内容を見せるとは思っていなかった。6馬身の差が示すように現状この馬に太刀打ちできそうな馬はいないかもしれない。ダート界ではしばらくのこの馬の天下が続く可能性は高いかも。
陣営・騎手コメント
(松山弘平騎手)「本当に強かったです。ゲートで待たされることになりましたが、我慢してくれました。厩舎の方で練習をしっかりしてくれたのが、いい方に結びついたと思います。(道中は)スタートを出てくれたことでリズム良く運べましたし、4コーナーを回ってくる時はすごい手応えで申し分なかったです。前走はゲートを出られなくて残念な結果になり、非常に悔しかったです。強い馬だと思っていたので、強い姿を見せられたのが何よりです」
【競走馬個別データに関する注意事項】
☆ここで掲載している競走馬個別メモは個人的な予想メモと見解を纏めたものです
☆予想コメントと調教は当時の専門紙のもので、★欄のコメント、レース回顧は羽柴の個人的なメモになります。
☆各種コメントは主に重賞レースのものになります。オープン、条件戦などは予想、レース回顧をしておりませんし、騎手コメントもありません