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ヴィクトリアマイル 2023 予想 ◎ナミュール

今週末も降雨が厄介なレースが続く。現時点(土曜日18:00)の時点で馬場は良馬場発表も、レース当日は昼前にはソコソコの降雨がある予報になっている。土曜日も多少なりとも降雨はあったし、雨の止み間はあっても晴れ間は無い感じだから普通に考えて稍重、降雨量によっては重馬場まで想定する必要はあるかもしれない。

過去の傾向を見ても高い次元でのSP持続力勝負となりやすいレース。11秒台前半の持続ラップが続く中で、後半でSP持続力と加速の両面を問われるケースも多く、総合力を問われる形になるかな…と言う感じ。これに馬場想定を加えての予想となると結構難解なレースになる。

本命は◎ナミュール
とにかく前走の東京新聞杯では道中は11秒台前半の流れを連発する流れで前後半のバランスは45.8-46.0という平均ペース。この中で好位追走からの正攻法の競馬で勝ち馬と同タイムの2着という好内容を見せているのは強み。元々3歳時のチューリップ賞や秋華賞など平均寄りの流れの中で後半要素の強みを見せていた馬であり、ヴィクトリアマイルの過去の傾向から見てもこの馬には合う展開になりそう。東京新聞杯では前々で運ぶ形で最後は差を詰め切れずの2着だったが、少し貯める形で、後半要素をさらに高めてくれば結構面白い存在になると思う。

まぁ1.2人気が休養明けだったり距離短縮だったりする中で、直近もマイル戦で高いレベルの内容を示しているというのは比較的買いやすい要素。時計面にしても前走で1分31秒台で走破したが、そこまで高速馬場や速い時計が出せる印象も無く、降雨の影響が出て少し時計を要した方が向くのでは…?というのもある。昨年の春先まではこの世代の牝馬ではトップクラスの評価だったが、桜花賞の大敗後にかなり評価を落した感もある馬。ただその後一戦毎に成長を見せて、前走の東京新聞杯では牡馬相手に高いレベルのSP持続力勝負で好走するまでに進境を見せている。この成長力と能力を出し切りやすい舞台と言うのも評価して、この馬を本命としたい。

相手は大外枠も○ソダシを指名。
純粋に昨年までの実績を見てもこの距離ではトップクラスの能力を誇る馬。高いレベルのSP持続力勝負に対応できるし、安定して先行機動力を引き出せて総合力が高いのが魅力。大外枠も内の馬を見つつ理想の位置で運べる可能性は高く、まぁ大崩れはしないと見て対抗評価。

3番手は▲サウンドビバーチェを抜擢。
前走は意外と加速勝負で良い所を見せたが、本質的にはSP持続力で勝負したいタイプ。今回は少し馬場が渋りそうなので時計面を問われなくなっての浮上してくる可能性を見たいし、後半型の馬が揃った中で前半要素の強みが生きれば粘り込みがあっても…という視点で3番手に推したい。

後は最内枠から後半型の競馬に徹しての浮上があってもいい△ロータスランド、勝負所から外を回してでもスムーズな加速態勢を得られれば怖い△ソングライン、今回こそは後半型の競馬に徹して欲しい△イズジョーノキセキ、正直マイルのSP持続力勝負で浮上してくるタイプでは無いが地力そのものは侮れない△スターズオンアースまでを連下候補としたい。

◎ナミュール
○ソダシ
▲サウンドビバーチェ
△ロータスランド
△ソングライン
△イズジョーノキセキ
△スターズオンアース

【買い目】
馬連:◎○▲ BOX
3連複:◎○▲軸 △流し
(馬連3点 3連複13点)


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