マイルチャンピオンシップ(G1)2021 参考レース(回顧・騎手コメント) まとめ


富士S 回顧

富士S 騎手コメント

サトノウィザード 2着
(戸崎圭太騎手)「前半はポジションを取れず、後ろからになりました。ただ、最後はこの馬の決め手を生かすことができましたが、脚色が(勝ち馬と)一緒になってしまいました」

ダノンザキッド 4着
(川田将雅騎手)「長いこと休みましたが、4コーナーでも雰囲気を出してくれました。ここから準備して次に向かえる内容だったと思います」

ダーリントンホール 5着
(横山武史騎手)「久々の分、スタートの反応が鈍かったです。ゲートの出と久々、それに初めてのマイルという条件がありましたが、終いは脚を使ってくれました。能力のある馬です」

ロータスランド 10着
(田辺裕信騎手)「楽な感じで行けてペースも良かったけど、思いのほか頑張ることができなかった」


スワンS 回顧

スワンS 騎手コメント

サウンドキアラ 2着
(松若風馬騎手)「スタートは決まりましたが、ポジション争いでゴチャついてしまいました。もうひとつ前が理想の位置だったのですが、並びが悪くなってしまいました。最後も差を詰めて、力のある馬ですが、私がうまく流れに乗って競馬をしていたら良かったです。能力で差を詰めてくれました」

ホウオウアマゾン 3着
(坂井瑠星騎手)「中途半端になりそうだったので、行く形を選びました。直線もばったり止まらずに頑張っていますけどね。半年ぶりでまだ3歳だから、これからの成長が楽しみですね」

クリノガウディー 15着
(藤沢則雄調教師)「右回りだと行けませんね。ペースが落ちつくとかかりますし、左回りで改めてですね」

毎日王冠 回顧

毎日王冠 騎手コメント

シュネルマイスター 1着
(C.ルメール騎手)「すごくいい脚を使ってくれました。川田さん(ダノンキングリー)には届かないと思ったけどわずかにかわしました。最後は気持ち良かったです。向こう正面で川田さんの判断を見ていたけど、シュネルマイスターはあまり進んで行かなかったので彼をリスペクトしてそのまま運びました。すごく乗りやすい馬。今回は休み明けだったし次はもっとアグレッシブな騎乗ができると思う。2000メートルもいけるかもしれない。NHKマイル(C)を勝った時はラスト300メートルはいい瞬発力だった。道中は冷静に走ってくれるし、レース後も疲れていなかった」

ケイデンスコール 9着
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京成杯オータムH 回顧

京成杯オータムH 騎手コメント

カテドラル 1着
(戸崎圭太騎手)「とてもうれしい。初コンビで乗りやすいと聞いていたけど、内で前が残りやすい馬場でどうかと思ったが、いいレースをしてくれた。スタートで出負けしてリズム重視でいこうと思った。内枠もあって自分のリズムで運んでバランス良くいったと思う。手応えは十分でした。内をさばいていこうと思った。進路を探しながらだったけど、うまくさばいてくれた。重賞でも勝ちきれなかったけど勝つことができて良かった。今後に弾みをつけることができた」

グレナディアガーズ 3着
(川田将雅騎手)「この中間の雰囲気が落ち着いていて良かったので、これで結果が出せたら良かったが。改めて違う準備をして臨みたい」

天皇賞秋 回顧

天皇賞秋 騎手コメント

グランアレグリア 3着

(C.ルメール騎手)「いいスタートを切ったが、反応がいつもと違った。柔らかい馬場だったし、2000メートルも長かった。1600メートルのほうがいい」 

 (藤沢和雄調教師)「あそこ(直線に入ってすぐ)で追わなければならない形になったのを踏まえると、本来は(後ろを)引きつけるような手応えじゃないとダメだが、そうじゃなかったのはやはり距離かな。それほど速い流れではなかった中での瞬発力勝負。千二や千六だと脚を余すくらいに伸びる馬が、少しかかって、しかもきっちり走って負けている。体もしっかりできていて、(大阪杯に続いて)またコントレイルに負けたわけだし。あの時ほど馬場も悪くない中で負けたのはやはり距離でしょう」

安田記念 回顧

安田記念 騎手コメント

グランアレグリア 2着
(C.ルメール騎手)「手応えが前回とは違った。道中は苦しそうだったし直線は普段より反応も悪かった。ラストは良くきてくれています」

シュネルマイスター 3着
(横山武史騎手)「現状の持っている力は発揮できた。緩さは感じていたが成長の余地は残している。来年のこの時期にどれだけ成長しているか楽しみです」

 (手塚貴久調教師)「パフォーマンスはNHKマイルCより良かったと思う。価値ある3着ですね。来年勝てるようにやっていきたい」

インディチャンプ 4着
(福永祐一騎手)「少し力んだかな。ラウダシオンの後ろで何とか我慢させて直線を向いて、もう少しだったんだけど…」

サリオス 8着
(松山弘平騎手)「スタートからトモ(後肢)が踏ん張り切れず取りたい位置を取れなかった。好位で脚をためたかった」

ケイデンスコール 10着
(安田隆調教師)「これがG1の壁ですかね。4角では勝ち馬と同じような位置にいたけどすぐに離されてしまった」

カテドラル 12着
(田辺裕信騎手)「この馬があまり経験していない馬場でそのぶん踏ん張り切れなかった」

NHKマイルC 回顧

NHKマイルC 騎手コメント

シュネルマイスター 1着
(C.ルメール騎手)「すごくうれしいです。前走は2着だったので、鼻差でも勝つことができてよかった。(道中は)馬にプレッシャーを与えたくなかったし、ペースも速かったのであの位置から。少し忙しかったけど、だんだんと流れに乗れて呼吸、手応えも良かった。エンジンがかかるのに少し時間はかかったが、ソングラインがいい目標になってちょうどよかった。2着馬は少しもたれたと思うので届いてくれた。まだ背中が柔らかいし、子供っぽいけど能力は絶対にある。パワーアップしたらハイレベルなレースでも勝てると思います」

(手塚貴久調教師)「ホッとしました。チャレンジでしたから、結果が出て良かったです。馬体重は変わりませんでしたが、体は締まっている印象がありました。レースはルメール騎手にお任せしたので、レース前には何も話はしていません。スタートはまずまず出てくれました。道中の位置は考えていた通りの位置でしたが、レースのペースが速く、手応えが少し余裕がないのかなと思いました。それでも騎手のアクションに応えてくれる馬なので、最後は伸びてくれるだろうと思っていました。ソングラインの2着かなとも思いましたが、よく最後の一完歩で届いてくれたと思います。ドイツ産で日本にない血統の馬ですが、GIを勝てた事はこの馬の未来にとって明るいことです。このレースが春の最大の目標だったので、今後はオーナーと相談して決めますが、まだ完成されていない体つきで、少しゲートの中でチャカついていたくらいで大人になり切れていないところもあるので、その意味で将来に向けて楽しみは大きいと思っています」

グレナディアガーズ 3着
(川田将雅騎手)「馬場を選びながらというプランでした。いい雰囲気で競馬に向かうことができました。レースでも辛抱してくれて、1600メートルでもよく頑張ってくれました。秋は別路線になると思いますが、今日は馬が頑張ってくれました」

ホウオウアマゾン 9着
(武豊騎手)「イメージ通りの競馬はできたが、トモ(後肢)の感じが、本当(の出来)ではなかった。パンとすれば、大きなところを狙えそうな馬」

高松宮記念 回顧

高松宮記念 騎手コメント

インディチャンプ 3着
(福永祐一騎手)「1200mの流れにも乗れて、反応良く最後まで脚を使いました。1200mでも外を回ることなく、距離ロスのない形でバランス良く走れていました」

サウンドキアラ 6着
(松山弘平騎手)「力の要る馬場でしたが、そんな中で最後までよく頑張ってくれたと思います」

2020年マイルチャンピオンシップ 回顧

2020年マイルチャンピオンシップ 騎手コメント

グランアレグリア 1着
(C.ルメール騎手)「すぐいいポジションを取れて、すぐ落ち着いてすごくリラックスして走ることができました。(ライバルが)1番人気の馬をマークするから、いいタイミングで外に行けなかった。我慢しなければなりませんでした。でも、よかった。いい瞬発力があるので、すごくいい脚を使いました。インディチャンプをかわすことができた。彼女はめちゃくちゃ強い。来年はもっと楽しみです」
 (藤沢和雄調教師)「スタート良く、好位で競馬が出来て、バテずによく抜け出してくれた。前が一瞬壁になったが、前半余裕のある競馬で追い出してからは速かった。皆速いので、内外から来ると思っていたので、想定内の内容ではありました。穏やかになり調整が楽だった。返し馬も落ち着いていた。いつも一生懸命に走ってくれる。今後は来年に向けて調整していく予定。マイルが上手に走れるようになったので2000mくらいまで距離を伸ばそうかと思っています」

インディチャンプ 2着
(福永祐一騎手)「こちらとしては100%の走りはできた。勝ち馬と同じようなポジションになり、うまくブロックして仕掛けを遅らせることもできたが、それでも負かされるんだから相手が一枚上だった。褒めるしかない。休み明けは全く問題なかった」

サリオス 5着
(M.デムーロ騎手)「内に行くことも考えたけど、スムーズな競馬がしたかったから。前で運んだ馬も、この馬場で止まらなかった。(結果として)外枠も厳しかった」

サウンドキアラ 10着
(松山弘平騎手)「内で流れに乗せたかったので、外枠が少し厳しかったです」

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