慶長5年(1600)9月17日は東軍が石田三成の父兄らが籠る佐和山城を攻めた日。15日の関ヶ原合戦に敗れた三成は伊吹山へ逃れて帰城できてはいなかった。小早川秀秋や脇坂安治、小川祐忠ら西軍から寝返った諸将を中心に攻め寄せた。圧倒的な兵力差に加えて内通者が出たため翌18日に落城した。