岡山大学らは、ビスマス系銅酸化物高温超伝導体の結晶をひずませると超伝導に代わって電荷秩序が現れることを発見した。本成果により、超伝導発現の仕組みを解明する新たな鍵となることが期待される。 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id1242.html
KEKらは、J-PARC物質・生命科学実験施設のミュオン実験施設において、ミュオンの冷却技術、高周波加速技術を組み合わせることで、正ミュオンを光速の約4%まで加速する技術実証に成功した。加速ミュオンを使った研究が進むことが期待される。 https://www.kek.jp/ja/press/pr202405171500
岡山大学らは、CNTを無数に束ねた糸である「CNT紡績糸」を高結晶化する通電加熱処理とn型ドーピングのプロセス開発によって、低温域での高い熱電変換性能を実現した。宇宙ステーションなどの極限環境での利用が期待できる。 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id1225.html
岡山大学らは、フェムト秒X線自由電子レーザーを用い、光化学系IIの“ゆがんだイス”型の触媒が水分子を取り込み、酸素分子生成の準備が完了するまでの一連の動きを捉えることに成功、人工光合成の技術開発に重要な知見を与えると期待される。 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id1185.html