「まるっきり親に愛されなかった子供なんていないのです」 「誰があなたのオムツを替えたと思っているのですか」 だいぶ前ですが、とあるカウンセラーさんの本に書いてあった。 その時は、そうだなぁ、と納得したけど…… やっぱり、愛情でなく、義務感、仕事としてやってただけじゃないの?
職場でのアダルトチルドレンは、誰からも好かれている人もいる。 それは、嫌われない様に自分の気持ちを犠牲にして相手に合わせてきた可能性がある。その分、無理をしてしまう自分に早く気がついてほしい。
アダルトチルドレンは子供らしく親に甘える事が出来なかった。親子関係が逆転していた。親の機嫌を伺ったりと、時には自分の感情も蓋をすることが普通になり、そのまま大人になると、自分でも自分のことがよくわからなくなる。 それでも自分を救えるのは、自分だけ。
子どもの頃、自分は今、幸せだとか楽しいと思えることが少ない、アダルトチルドレンは 大人になってもから他人と比べることでしか幸せを感じられない。 とても不安定な幸せの基準。 まずはそれに気づいたら、無条件で自分を許して認めてほしい。そこから変われる。
気持ちを伝えるのに涙が出る人に対して『泣いて済むと思ったら大間違いだよ』って言うと全然違うから。 自分の気持ちを伝えようとすると、自然に涙が出でくる。嫌われないかな。余計に怒らせたりしないかな。怖いよ。 そんな気持ちなの。泣いて済むなら、初めからそうするよ。
子供の頃は人の顔色見て人に合わせてきたけど、今はもう、しなくていい。ありのままでいい。誰にでも『いい人』をやめても貴方は価値のある人間だから、少しぐらいワガママなぐらいが丁度いい。それはワガママじゃない、自分の意思を伝えているだけ。
親の機嫌を怯えながら伺っていた。玄関ドアの開閉する音の具合いで、親の機嫌がわかるぐらいになっていた。神経を研ぎ澄ましていた。家が安心できる居場所じゃなかった。あの時は、とても辛かった。怖かった。他人が羨ましく思えた。 でも外では平気な顔していた。
毒親がこの世から居なくなっても、私達の生きづらさは変わらない。終わらない。貴方も気づいていると思うけど自分を認めながら自分と付き合っていくしかない。毒親がこの世に居ても居なくても、幸せになること遠慮しなくていい。 貴方も私も今すぐ幸せになっていい。