『玉と石の神話46』 必ず起こる災禍の前に、避けては通れぬ道だった。 今、この国を目指して来ている“敵”の目的は、己以外の徹底的消滅。自分達の存在意義を確立する為、より強いもの、美しいものは芽どころか種も摘むつもりだと知り、王は災禍を利用するという一か八かの賭けに出たのであった。