将棋ファン注目の藤井聡太王将と羽生善治九段による王将戦第1局が、藤井王将の勝利で終わった。後手番の羽生九段の一手損角換わりは、ある意味奇襲でだったのだが、完敗。今後も羽生マジックを出せるような局面もほぼ現れないだろうから、藤井王将の強さを確認するだけのタイトル戦になるでしょう。
王将戦第3局第1日目は、50手目を羽生善治九段が封じて終了した。 いまのところ王将戦3局とも羽生九段が封じているが、羽生九段の作戦に戸惑っているのか? 第3局は、すでに藤井王将にとって経験値の少なそうな戦型と思われ、一手一手が手探りで、今のところ極端な手は避けているように思える。
王将戦第2局の第1日目が終わって、61手目を羽生善治九段が封じた。局面的には、先手の持ち駒が、飛車のみなので、攻めが続けば羽生九段の勝ち、しのぎ切れば藤井王将の勝ちといったところだろう。ただ、藤井王将が、封じ手の前に「△4二玉」を指しているので、明日は一本道で終局までいきそう。
映画『完全なるチェックメイト』を観た。フィッシャー・ルールを考案した、ボビー・フィッシャーの半生を描いた映画で、羽生善治九段が推薦文を書かれていたが、冷戦時のユダヤ人という点に比重がありすぎて、チェスやそれに付随する部分が思っていたより軽くしか描かれていなかった。ちと残念。
王将戦第6局 羽生九段の6四歩で終わった形か。 藤井5冠が「お付き合いはここまで」の5七銀で実力差を見せつけたように私は思う 藤井5冠が絶妙な指回しをしたのではないかな。 羽生九段の力が出せる形や指し手に進路を取っていたシリーズ。 スポンサー、ファンも納得の対局。 お見事!