米を研ぐと、米粒をうっかり流しに流してしまうことや、指に付いた一粒を釜に戻さなかったりする。 それでも、米は米。僕は軽んじているのかも知れない。 たった一粒と思うと頼りないが、その一粒一粒に生かされている。 戦争時代のことを考えなくなった幸せな世代か。