病室の小さな窓から “オレンジの光”が 差してきた とてもまぶしい あたたかなオレンジ色に “ふ~~~”と心の息がもれたんだ。 すぐ消える またすぐ光る 窓の外はわからない ただわたしには “誰かの両手”に見えたから ただ振り向いた 「今日久しぶりに髪をきったよ。」