小説『数寄の長者〜三人の天下人に仕えた茶人〜』に登場する田中与兵衛を田中与右衛門に、田中与一郎を田中与兵衛に変更しました。 永享年間頃には既に商人では仮名の継承が行われなくなっていることが分かったからです。 利休の祖父が隠居し道悦と名乗ってから名乗りを継承させる予定でした。
数寄の長者、第三話3357文字。あと2200文字弱。 お待たせしてます(誰も待ちよりせんがな)。
大永四年、三月六日、足利義晴が細川尹賢邸に御成。 そこで公家、御供衆らに玉阿弥が茶を点じ、給仕を千阿弥が行ったとある。因みに千阿弥はこの頃既に相当な高齢であったと思われます。 千阿弥が利休の祖父ではない証ですね。
読み返す度に書き直しが発生している今日此頃。 数寄の長者 第一服、加筆修正しました。