止まることのない海のさざ波も 森の奥深くに眠る湖のせせらぎも この世界からいなくなってしまった。 優しい余韻に浸りながら、淋しさと後悔を逡巡していた。 だけど、僕らは新たな音を産み出さなければならない。 再び彼らが戻るとき、美しいハーモニーを奏でるために。