アラハン女の名はサラ(イ)。 初潮は元より大昔。生理も上がって 後は死を待つのみ。出産などは もはや無関係な彼女に対し天使は 御父に代わって出産宣告をした。 ここで注目したいのは笑いのこと。 彼女は御宣告を心底笑う。 その笑いが天使にバレた! 恐怖の刹那賜ったものは? 【続く】
貴方ならもう気づいているはず…え? アラハン男に子が授かるとか言って 産むのは彼じゃないでしょおよ!と… 厳密には彼の胎からは子は 産まれたりは当然しない。 男だもん。胎は無い。ならば… 彼が不可能感覚から解放されたなら 誰が産む?彼の妻が産む。 初潮が昔話のアラハン女が 産む。
【アブラ(ハ)ムへの御契約】 平安というのは平和と安心が全て。 これが全人類の賜物である以上 不和やら不安やらというものとは 全く別物なのが平安の裏面だ。 アラハン男に対する賜物はまずは 平安だった。「恐るな」この命令は 平安の賜物であり恐怖や心配、 不可能感覚からの解放だった
【アブラ(ハ)ムへの御契約】 平安が賜物ならその具体化としての 不可能感覚からの解放も賜物だ。 アラハン男が まさか子を授かり得るとは! しかも満天の星程に!この約束が 実現する時には平安はますます 強固なものになる。