このごろ日程が詰まっていて果たせるかどうかわからないけど、新国立劇場の『レオポルトシュタット』をもう一度行きたい気持が高まっている。これほどの規模で、内実のある作品は、公共劇場でなければ、なかなか舞台の載せられるものではない。清新なキャストも魅力的だと思う。おすすめします。
昨夜は、新国立劇場中劇場で、トム・ストッパードの『レオポルドシュタット』初日を観る。重厚かつ衝撃力を持った戯曲を、小川絵梨子がテンポよく演出している。広田敦郎の訳もよく練られている。イーヴォ・ヴァン・ホーヴェの『ガラスの動物園』に続き、必見の舞台になった。