きのう聴いた曲。ハイドンを3曲。トランペット協奏曲(ハイドン・エディションの5枚目、奏者は略)。続いて、ホルン協奏曲第1番(同前)。さいごに、交響曲第96番”奇跡”(セル&CO)。さすがに、”奇跡”は少し飽きたかな。なにせ、セル盤とは30年来のつきあいだから…
きょう聴いた曲。ベートーヴェン第3&第1交響曲(マゼール&CO)。”エロイカ”はあまり期待せず聞き始めたが、実によかった。いわゆるドイツ風の大編成で”楽聖”の名曲を深刻に、ではないアプローチ。ダイナミクスの幅は小さめ。テンポは速すぎず遅すぎず。活気あふれる、”巨匠”風でない名演。
きょう聴いた曲。ベートーヴェンの第4&第5交響曲、フィデリオ序曲(マゼール&CO)。第4は2日連続。第5は久しぶりに聴く。第5で、他のCDで聞こえない声部があり驚く。とはいえ、交響曲は慎重というか、全体としては変なことはしてない。序曲がマゼール節全開。交響曲でもやってほしかった…
きのう聴いた曲。ベートーヴェンの第4交響曲(マゼール&CO)。この演奏、まえ聴いたときは気に入らなかったが、今回は、マゼールの”アンチ楽聖的なアプローチ”に理解しているのでよかった。同じ曲でもセルの指揮だと全く違う。セルは、西欧の古典の偉大な名曲を、楽聖への尊敬を持ち演奏する。
リヒャルト・シュトラウスの”英雄の生涯”を聴く(マゼール&CO)。この作曲家の持つ”暗さ”に踏み込んだ演奏。マゼールでも、こういうアプローチをすることがあると少し驚く。ベートーヴェンの第7交響曲も(同前)。セル没後、クリーブランド管の再建に尽力、ベートーヴェンを録音するまでに。
きのう聴いた曲。プロコフィエフの”古典交響曲”の続き。プロコフィエフの"キージェ中尉”(マゼール&フランス国立管)とチャイコフスキーの第4交響曲の3,4楽章(マゼール&CO)。マゼールの指揮ぶりの巧みさ、バランス感覚。オーケストラの操縦士としては最上級の人だろう。