ザーグ・ミドラィ 巡礼艦隊陸戦総隊司令官。 地上軍の軍事作戦を総括している。 指揮官であることを示す黄金のアーマーを纏っており、また彼のヘルメットは左右対になる角が生えている。 艦隊総司令であるバルカミィとは軍事アカデミー同期。 信賞必罰を旨とする公正な将軍。
ヴァレ・ヌ・ヴァダム 舞台となるコロニーに派遣された若き士官候補生にして留学生。 都市にある高校に通っており、生徒や住民との交流に努めている。サンヘイリの基準ではまだ10代の若者だが、地球基準で年齢を数えると20代を越える。 ヴァダム士族の中でもゼル・ヴァダムに近い血筋。
チャムカ・ヴァダミーの軍閥に所属するサンヘイリの思想傾向には以下の共通点がある。 ・人類との戦いを継続したい(又は、単に人間を殺すのが好き) ・ゴヴナントの教えとかあんまり興味ない。 ・ブルートが嫌いだ←ココ、重要
チャムカ・ヴァダミーは戦時中、偵察や情報収集などの任務にも従事していたようで人類の言語を完全に習得していた。彼が習得していたことが確認できる言語は最もオーソドックスな英語。そして日本語、ドイツ語、フランス語である。
-高威力プラズマキャノンやエネルギー・プロジェクターが取り外されていた。 ”A.E”に彼が派遣されたのも、人類の勢力圏にない辺境惑星の調査という雑用を任せたに過ぎなかった。しかし、彼は幸運だった。この辺境惑星には、彼らの知る人類とは異なる起源を持つ別の人類が居たのだ。⑤
ジュール・ムダマの主張や新なコヴナントの教えではなく個人的な感情から人類との戦いを継続しようとする動機や、ゼルの血縁者でかつてはその腹心だったという経歴から彼と彼の艦隊は重要な作戦及び戦線から外された。また、艦隊にも貴重な大型艦は回されなかった。衛星軌道から目標を攻撃可能な-⑤
チャムカはかつての部下や同志たちを率いて”C.R"に赴いた。しかし、彼らはジュール・ムダマに忠誠を誓っていたわけでは無かった。彼と彼の同志たちはムダマの教えや言葉よりも、人類に対する維持で戦いを続けようとしていた。 ④
彼は人類との戦争を合わらせる気はなくこの戦いが終わり、預言者を倒せば再び人類と剣を交えるつもりだった。 終戦後、大局から人類との講和およびサンヘイリオスの統一を図るゼルとは道を違え、彼はジュール・ムダマ率いるストーム派ことコヴナント・レムナント(以下”C.R”)に加わった。④
コヴナント大分裂では、アービターおよびレトリビューション艦隊を中心とする親人類派‐後の《サンヘイリオスの剣》についたがこれはあくまで《大いなる旅立ち》の阻止と同胞を裏切り虐殺したプロフェット族及びブルートへの怒りからだった。②
”W.E”を襲撃した艦隊の提督の名はチャムカ・ヴァダミー。ゼル・ヴァダム同様にヴァダム州出身で、ゼルとは異母兄弟だった。年齢はゼルよりも20年ほど若い。ゼルを尊敬し、憧れ彼を師と仰ぎ師事していたこともあり、彼の指揮下で小艦隊を率いたり地上戦で彼の背を預かったこともあった。①