酒を買い訪うことの出来るような 友であったらその様だったら (酒を買い訪うことの出来るような 百年昔の春であれ)
石楠花や子らにドレスは良いもので
有限の春に願ってよいものか きみになまえをつけられたいの
釣りをするように引っ掛けている眠り 雨音波に変わり呑み込め
質問をかばんに束で詰めており 勝負じゃないと気づいてほどけ
通信をつづけたいからうたた寝を 長引かせてる地球の外で
まなざしを緩めないまま触れるもの 撞着語法を線はゆるす
悲鳴にはきこえぬように雄叫んで 他の王らの応えを待って
残ることどうおもう?って訊きそびれ あなたのヴァニタスあたしの花火
ミモーザの語を借りておく今日までで ひとつの惑星いっぱいになる
光源はずうっと前から裡にあり 温度があると知らせはじめた
悲鳴をそれと判らぬようにみせた まだ持ってなよねそれはあなたの
夕焼けをまたあきらめてVR やつは自転車シヴい自転車 王であり農夫であって子でもある 森に絨毯収穫はつづく