橋山メイデンのヘヴィメタル武者修行修行 ブラジル編 Episode1
2020年現在、コロナによりブラジルへの渡航は制限されているが
解除された時、参考にしてほしい。
ブラジルへの飛行機情報
ブラジルの首都はブラジリアだが、メタルが盛んな場所はサンパウロ、リオデジャネイロという話は聞いていた。
メタルバンドCOVENのVocalのTAKAさんが紹介してくれたブラジル人がサンパウロに住んでいるので、ブラジルにて最初に足を踏む場所はサンパウロ決めた。
サンパウロへのアクセスが良いのはグアルーリョス空港(Guarulhos)。
成田空港から約18500kmという、毎日50km以上進んでも1年かかる距離。
ホント飛行機という文明に感謝だ。
この18500km、給油しないともたない距離なので、他の国の空港でトランジット(乗り継ぎ)をしなければならない。
このトランジットが上手くかみ合わないと10時間以上空港で待機することになるので事前のチェックはかなり必要。
時間
スムーズに乗り継げても成田~グアルーリョスは25時間~30時間はかかるので覚悟が必要だ。筆者は機内で映画6本観た。
到着時間も計算にいれるべし。現地に朝~昼に着くのがベスト。夜は治安が一気に悪くなるし、ほとんどの店も閉まるので危険。
料金
ドバイのエミレーツ航空を利用。値段は往復18万だった。
ギリギリまで日程を調整してたので、もう少し早めの予約であれば15~6万で行けると思うが、格安すぎるとそれはそれで危ない。
安い旅行会社だとロストバゲージ(荷物紛失、または到着が遅れる)になるので注意。中国系や日本語のサポートが弱いところは避けた方がいい。
探すときは、検索で海外旅行 飛行機 安い 信頼 など自分の望むワードを入力しよう。1つのサイトでなく3~4つを見比べるとなお良い。
事前準備
荷物
ブラジルは日本と比べると治安がめちゃくちゃ悪いので、荷物は少なくすべし!一目で旅行者と分かる姿は餌食になるぞ、と何回も現地人に言われた。
・カバン
1か月予定なので荷物はバックパック1つに手持ちカバン1つで出発したが、1週間程度であれば大きめのカバン1つでいいだろう。
・機内持ち込みの制限を避けるべくバックパックは23㎏以内、手持ちは7㎏以内に抑えるべし。
・液体は100ml以内でないと押収か処分になる。コンタクトの方は1dayのものを日数分+a持っていこう。保存液は押収される。
ライターは1つまで。
・服装
ブランド物はNG。金持ちと思われたらオシマイ。女性は特に注意。
筆者はブラジルのバンドTでずっと生活してた。
下着含め2~3日分あればよし。天候が良い国なので洗って干せばすぐまた着れるのが良い所。蚊の多い川付近やジャングルに行く場合は長袖長ズボンが必要。
靴は歩きやすいスニーカー一択。サンダルは走れないから除外。
時計も外そう。腕ごとマチェーテで持っていかれるという話もある。
マチェーテ。映画でよく出てくるヤツ。
・携帯
オレはiphone1つだったが、トラブルに巻き込まれることや不意な破損を考えたら2台持ちが望ましい。simフリーのプリペイドを用意すれば便利。
・wifi
街中にWifiスポットは多いがほぼ使えないと考えた方が良い。全然つながらないのだ。ホテルやゲストハウスのは信用できるぞ。
地図を見たりするのにネットは欠かせないので、simフリーのプリペイドでなければ、ポケットwifiをレンタルした方がよい。
筆者は一日あたり500MB、30日で保険込みで2万円のやつをレンタルした。充電もできるタイプだったので意外と便利だった。
・クレジットカード
これがないとホテル、ブラジル内の飛行機・バスの予約がとても難しくなってしまう。現金払いは割高になるし、事前予約ができない。
VISA,MASTERCARD推奨 American Expressは使えない所があった。
・お金
ブラジルの通貨はレアル(BRL)。
現地でなんとかなるだろ、と考えてた筆者はグアルーリョス空港で交換してとてつもない手数料をとられてしまった。2019年10月のレートは1レアル約25円だったが
グアルーリョス空港でのレートはなんと1レアル40円!
全部で10万円分交換したが、手数料含め2万円ほど損していた。これは痛い!
サンパウロのショッピングに1つ交換所があり、そこでは1レアル30円だったのでブラジルの空港での交換はNGだ。身をもって体感。
・予備のお金と財布
ブラジルの強盗はとても気が早く、絶対に逆らってはいけないそうだ。
強盗はその場からすぐ立ち去りたいので、財布を受け取ったら逃げるが、
すぐ渡さなかったり、抵抗の意思を見せると殺されてしまう事が多いとのこと。相手が1人でも、ほとんどの場合周りに仲間がいるので指示に従おう。
100円ショップで財布を3~4つ買って、そこに多少お金をいれておくべし。
もし、免許とかカードの入った財布を渡すことになっても諦めよう。死んだら全部が無意味になる。
・パスポート
本体はもちろん、コピーも用意しておこう。万が一なくしても
大使館に助けを求めればなんとかなる。
・薬
普段飲んでる薬、正露丸、虫さされ用の薬などなど
小分けに出来るケースがあると便利。
・ワイヤー錠
カバンにつけよう。安いゲストハウスではロッカーに鍵がついてないので必須。
・予防接種
ブラジルでの病気は蚊を介してのものが多い。
黄熱病、デング熱、マラリアなどだ。
このうち完全に予防できるのは黄熱病で、日本でも予防接種を受けることはできるが、1万円以上かかる。
しかし、ここで橋山メイデンの裏情報。
なんとサンパウロの病院で無料にて黄熱病の予防接種を受けることができるのだ!3~4日経たないと効果ないので、油断は禁物だが、1度受ければ生涯有効。お得。こちらの病院の情報は後に記載する。
デング熱やマラリアはかかるかかからないかは正直運らしい。
アマゾンで出会った人は8回マラリアにかかったと自慢していた。
・アプリ
英語はほとんど通じない為、ポルトガル語が分からない人は翻訳アプリ必須。
iTranslateを使っていた
UBER タクシーよりお得なので移動に必須
ホテル予約アプリ
おススメはBooking.com
・その他
携帯の充電器2~3つ
Cタイプのコンセント
延長コードと電源タップ(ホテルでコンセントが1つしか無いことがある)
事前にFACEBOOKや友人を通じての知り合いはいたほうがよい
正直万全の準備をしても、現地で困ることは多い。その時に対応できる臨機応変さも重要である!
※なにか気づいたら追記していきます