[94点]IRON MAIDEN Brave New World
メタルCDレビュー33作目!!
Iron Maidenの2000年発表ブルース&エイドリアン復帰の12作目
Brave New World!!
いやー!!よくぞ復活してくれました!!!・・・といってもこの作品発表の2000年、オレはまだヘヴィメタルを知らず
周りに合わせる為に必死にJ-popを聴いてたのだが。
黄金期のメンバーのブルース、エイドリアンの復帰、そしてトリプルギターの新境地も開いてくれるとは!
前任のブレイズ・ベイリーは悪くないんだけど致命的にMaidenに合ってないだけだった。そして、新しいものス好きのエイドリアンが作曲に入ると広がるのを感じる。
Iron Maidenに出会ったのはベストアルバムで、そのあと最新作はなんだろう?ってことで入手したのを覚えていて、それ以降20年弱聴いているけども、後期Iron Maidenの歴史の中では最高の出来。
ファンがベテランバンドに求める事って「活動を続けてくれること」になりがちだけど、Maidenは「良い曲を作る」ことを惜しまぬ彼らはやってくれた!!
1っ曲目からMiaden節が炸裂、10枚目11枚目は単純に暗い曲ばかりで辟易していた人も大満足間違いなしの内容。
4曲目のBlood Brothersはスティーブ作曲、今までのMaidenにない雰囲気に挑戦したりもしている。正直3人ギターの魅力はわからないが、それはライブで大いに味わえるからまぁ良しとしよう!(エイドリアンとデイブはギタリストとしては最高だけどパフォーマンスはヤニックがずば抜けて楽しめる)
速い曲もあるのにニコのドラム、今作も頑なにシングルペダル。
曲(クリックでyoutube再生)
Ghost of the Navigator
1曲目のThe Wicker manも良いが、ストレートすぎて飽きたという方にお勧め。
Blood Brothers
Manowarみたいな曲のタイトルだけど、いつの間にかライブの定番となった曲。2~4曲目はオルガンがいい味出している。
Out Of The Silent Planet
アルバムVERだとアルペジオの良いイントロが入る。
コーラスで加速するところがお気に入り。
The Thin Line Between Love and Hate
あんましメイデンぽくなくてWhite Snakeぽい部分も入っている曲。
ラストの余韻の残し方はちょっと泣きそうになる!
参加メンバー
・Bass スティーヴ・ハリス Steve Harris
・Vocal ブルース・ディッキンソン Bruce Dickinson
・Guitar デイヴ・マーレイ Dave Murray
・Guitar ヤニック・ガーズ Janick gers
・GUitar エイドリアン・スミス Adrian Smith
・Drum ニコ・マクブレイン Nicko McBrain
曲
1. The Wicker Man
2. Ghost of the Navigator
3. Brave New World
4. Blood Brothers
5. The Mercenary
6. Dream of Mirrors
7. The Fallen Angel
8. The Nomad
9. Out of the Silent Planet
10. The Thin Line Between Love & Hate