[84点]INTO ETERNITY The Scattering of Ashes
メタルCDレビュー22作目!!
カナダのプログレッシブデスInto Eternityの
2006年作4th The Scattering of Ashes
前作まではアンダーグラウンド臭が強かったが
Voステュウ・ブロックが加入したことにより大幅に化けた。日本盤もこれでデビュー。
日本でも人気出そうだったが、2008年以降主だった活動が少なくて逃してしまったかな・・・
メンバーの好きなメタルバンドが多岐に渡っていて、ごちゃ混ぜにしている。スラッシュ、デス、プログレ、さらにはネオクラシカルまで。
プログレは同郷のRUSHやFates Warningから強い影響を受けているそうだ。
曲を聴いた初感は、クリーンVoとデスボイスの組み合わせでメタルコアを想起させる。確かにデス要素は減ったが、徐々にこの曲展開とVoの使い分けの見事さに驚くはずだ。
ミキシングとマスタリングはSabbat(英)のアンディ・スニープ。ドラムのバランスがとても良く聴きやすいのも特徴。
残念ながらVoのステュウはIced EarthのVoになり(結構すごいことだよなコレ)、そちらが忙しい為に脱退。現在はThe Order of ChaosのアマンダがVo。2008年以降あまり主だった活動がなかったが2018年に6thアルバムを発売している。
曲
Severe Emotional Distress(クリックでyoutube再生)
Into Eternityというえばコレでしょ!という曲。ポップだけど終わり方がオシャレ。
7. Surrounded by Night(クリックでyoutube再生)
2分~からと3分~の展開が好み。
参加メンバー
・Vocal ステュウ・ブロック Stu Block
・Guitar ティム・ロス Tim Roth
・Bass トロイ・ブレイク Troy Bleich
・Drum ジム・オースティン Jim Austin
曲一覧
1. Novus Inceptum (Intro)
2. Severe Emotional Distress
3. Nothing
4. Timeless Winter
5. Out
6. A Past Beyond Memory
7. Surrounded by Night
8. Eternal
9. Pain Through Breathing
10. Suspension of Disbelief
11. Paralyzed