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Bell. ベラドーナの熱

こんにちは
ホメオパスのゆっこです。
 
36基本キットの7本目のレメディーは、
Bell. ベラドーナです。

レメディー名:Belladonna ベラドーナ、ベラドンナ
由来:セイヨウハシリドコロ(ナス科)
分類:植物系
キーワード:赤い、熱い、急激、けいれん、興奮

Bell. といえば発熱、高熱。
このレメディーが合う症状は、
真っ赤で、熱く、乾いているという特徴があります。
血流量が増え、ズキズキ脈打つような痛みです。
急で激しい症状のときに使われます。

Bell. は中枢神経に影響し、
けいれんやけいれん様の動きにも合います。
 
神経との関連で、
Bell. さんは音や光に過敏に反応します。
興奮しやすく、幻覚に悩まされたり、
暴力的になったりします。
瞳孔が開いている状態です。
(セイヨウハシリドコロは、
かつて西洋の女性が瞳を大きく見せるため、
瞳孔を開かせるのに使われていました。)
 
たとえばこんなときに
・日射病、熱射病、高熱、やけど、低温やけど
・赤く、熱く、激しいあらゆる炎症
・外耳炎、中耳炎、結膜炎
・乾燥して痛む扁桃肥大、扁桃炎
・チック、けいれん様のピクピクする動き
・てんかん
・音、光、振動、ヒトや他の動物に過敏
・興奮、幻覚を見る、暴力的になる
 
外耳炎を繰り返す犬に
Bell. を出したことがあります。
耳の炎症が激しく、
痒みのあまり怒りっぽくなっていました。
Bell. をとって一週間ほどで腫れや痒みがひき、
二週間ほどでほぼ落ち着きました。
 
 
Bell. と同じナス科に
Hyos. ハイオサイマスと Stram. ストラモニウムというレメディーがあり、
ナス科三兄弟と呼ばれてます。
兄弟というだけあって共通点は多いですが、
精神の状況的には Bell. → Stram. → Hyos. と激しさが増すイメージ。
 
Bell. は、わたしが初めてホメオパシーを体感した
思い出深いレメディーです。
UKで研修中、風邪をひきかけて喉がズキズキ。
公衆の洗面所でBell. を口に放り込んだとたん、
ズキズキがピタッと止まったのです。
わ!と思わず声をあげてしまいました。

「赤い、熱い、炎症、興奮」に当てはまったら、
Bell. を使ってみてくださいね。
 
最後までお読みいただきありがとうございます。
今日も動物さんといい氣分な一日を♪
 
こおろぎ ゆきこ
Holistic Room はしわたし/
日本ホメオパシーセンター羊蹄倶知安(ようてい・くっちゃん)
 

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