Ferr-p. ファーランフォスの炎症
こんにちは
ホメオパスのゆっこです。
ホメオパシーキットレメディーの解説シリーズ、
36基本キットの16本目のレメディーは、
Ferr-p. ファーラン・フォスです。
レメディー名:Ferrum Phosphoricum ファーラン・フォスフォリカム
由来:リン化鉄
分類:鉱物系
キーワード:炎症の初期、急性病、はっきりした特徴がない、貧血
Ferr-p. といったら症状や炎症の「初期」です。
はっきりした特徴がない急性病や症状の
出はじめの時期に役立ちます。
カゼ、鼻炎、肺炎、耳炎、眼炎、膀胱炎など
あらゆる炎症に対応します。
静脈の循環に影響して、
血液や血流の問題にも合うレメディーです。
うっ血や出血の傾向があります。
頭部の血流が過多となることから
偏頭痛が起きます。
また、鼻汁や分泌物に血が混じる、
口内に血の味がすることもあります。
Ferr-p. さんの症状は
夜に悪化し、寒さで好転します。
たとえばこんなときに Ferr-p.
・すべての炎症の初期、はっきりした特徴がない急性病
・理由なく発熱して長引く
・鼻炎、気管支炎、肺炎
・喉の炎症、涙目、眼の炎症
・中耳炎、カゼからの難聴
・おねしょ、失禁、膀胱炎
・出血、貧血、うっ血、静脈瘤、しもやけ
・偏頭痛、めまい
・顔色が交互に青くなったり赤くなったりする
・術後、ケガや事故後のトラウマ
体内に炎症があると、
異物と闘うため血液中の鉄分が消費されます。
鉄分が不足して貧血の状態が続くと、
体力が弱っていきます。
日ごろティッシュソルトの Ferr-p. をとって
炎症に強い体づくりをするのもいいですね。
炎症の初期というと Acon. も思い浮かびます。
Acon. さんは不安が強くてソワソワしていますが
Ferr-p. さんは落ち着いています。
炎症や発熱で
Acon. アコナイト 、Bell. ベラドーナが
合わないときは、
Ferr-p. を試してみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございます。
動物さんといい氣分な一日を♪
こおろぎ ゆきこ
Holistic Room はしわたし/
日本ホメオパシーセンター羊蹄倶知安(ようてい・くっちゃん)