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Phos. フォスフォラスの消耗

こんにちは
ホメオパスのゆっこです。
 
ホメオパシーキットレメディーの解説シリーズ、
36基本キットの29本目のレメディーは、
Phos. フォスフォラスです。
 
レメディー名:Phos. フォスフォラス
キーワード:炎症、出血、消耗、影響されやすさ、冷たい飲み物、雷雨、左側
 
リンは、脳神経、細胞の代謝、骨代謝、
その他で重要な働きをするミネラルです。
Phos. は、胃腸、脳神経、
心臓、動脈、骨、肺などに影響します。
 
Phos. さんは胃腸の粘膜が炎症をおこし、
胃の痛み、熱感や冷感があります。
冷たい飲み物を欲しますが、
胃で温まると吐き出してしまいます。
 
みぞおちにも痛みや冷感があり、
下痢をしやすいです。
恐怖のあと下痢になったときによく合います。
 
身体に部分的なしびれ、けいれん、麻痺が
出ることもあります。
骨は弱く、関節も捻挫や脱臼をしやすい傾向です。
 
咳や鼻風邪は、気管支や肺へ移ります。
小さな傷でも出血しやすく、
便や鼻汁などに血が混じります。
 
リンは発火性があり、
かつてマッチに使われていました。
Phos. さんは細身で背が高く、
火の光のように惹きつけられる性質です。
 
社交性があり愛情深いのですが、
開放的すぎて影響を受けやすくなっています。
元氣は長続きせず消耗し、燃え尽きてしまいます。
 
場の雰囲気にも敏感で、
不安が多く、怖がりで神経質。
光、音、におい、触覚などの外的環境に鋭敏で、
雷雨を恐れます。
 
動物も細身で、愛想がよく、
なでられるのを好みます。
花火や雷など、大きな音や光が苦手です。

人が近づいたり、ちょっと物音がしたりすると
びくびく怖がってしていた保護猫が、
Phos. をリピートすることで
膝の上でなでさせてくれるようになりました。
 
Phos. の症状は、寒さ、ささいな感情、
左下で横たわる、温かい飲食物で悪化します。
食べること、睡眠をとることで好転します。
 
たとえばこんなとき Phos. を
・飲食物の逆流、胃腸炎
・胃の痛み、熱感または冷感、胃潰瘍
・水っぽい下痢便、恐怖の後の下痢、赤痢
・低血糖、糖尿、頭痛
・鼻血、鼻風邪で出血、風邪の再発
・ムズムズする氣管支炎、左の肺炎
・小さな傷から多量に出血する傾向
・肩甲骨間のひきつり、熱感
・部分的なしびれ、麻痺、けいれん
・骨の弱さ、骨髄炎、捻挫
・徐々に衰弱する傾向
・成長が早すぎる子どもの問題に
・症状にめまいを伴うとき

わたしが子どものころ飼っていた犬で
大きな音の苦手な子がいました。
近所の公園で爆竹の音がすると、
一番奥の部屋の押し入れで震えていました。
お尻だけ見えているのが微笑ましかったですが、
Phos. をあげたかったなと思い出されます。
 

胃腸炎で下痢というと
Chin. チャイナもありますね。
・Chin. はおもに体液喪失から起こり、
 症状は食べると悪化します。
・Phos. は外的環境や感情からの影響で、
 症状は食べると好転します。
 
ということで、社交的なタイプの症状には
Phos. を使ってみてくださいね。
 
 
最後までお読みいただきありがとうございます。
今日も動物さんといい氣分な一日を♪
 
こおろぎ ゆきこ
 
Holistic Room はしわたし/
日本ホメオパシーセンター羊蹄倶知安
(ようてい・くっちゃん)

お問い合わせはメールにて:hashiwatashi.yk@gmail.com



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