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動物の尿閉のレメディー

こんにちは
ホメオパスのゆっこです。
 
今回のテーマは尿閉(にょうへい)です。

尿閉とは、膀胱にたまった尿を
自力で出せない状態のこと。
腹部の膨満、腹痛などの症状が出てきます。
尿が通る尿道がなんらかの原因でふさがれる
尿道閉塞によって起こります。
 
尿閉は、犬、猫、ウサギ、ハムスター、
モルモット、チンチラ、ミニブタ、
フェレットなど、いろいろな動物でみられます。
オス、飲水量が減る冬の時期、に多い傾向です。

トイレに何度も行くけど尿が出ていないときは
Arn. アーニカをあげてみてください。
Canth. カンサリスもいいでしょう。
オスで、食欲不振、元氣がないようなら、
動物病院で調べてもらいましょう。

メスで食欲や元気があって、
尿が数滴でも出ているようなら、
膀胱炎の可能性もあります。
このときは、Canth. カンサリスが
第一選択レメディーです。

とはいっても判断が難しいですし、
尿閉は放置すると重篤化しやすいので
受診することをおすすめします。
 
ちなみに、わたしは「わからない」と思ったら、
家族も動物も病院で検査をします。
状態がはっきりすれば見通しがつきます。
もし、よく分からないとしても
検査結果から消去法ができて、
やみくもな対策にならずに済みますよね。
 
話を戻して…
尿道がふさがれる原因はなんでしょうか。
 
①    最も多いのは結石
腎臓や膀胱などでできた結石が
尿道をふさいでしまう
 
②    ほかの物理的な原因
例:尿道やその周囲の腫瘍で尿道がふさがれる
  ヘルニアで膀胱が動いて尿道が折れ曲がる
 
③    脳や神経、筋肉の異常
病気などで膀胱や尿道の神経がダメージをうけた
 
このように状態がはっきりすれば、
例えば、結石のためのレメディーや
腫瘍のためのレメディーを使うなど、
より的確に対策できます。
 
レメディーのまとめ「マテリア・メディカ」や
症状別レメディーのまとめ「レパートリー」が
セルフケアの参考になりますが、
レメディー選びに迷ったときは
ホメオパスにご相談ください。

ホメオパスは現状の対策だけではなく、
結石ができやすい傾向、腫瘍になりやすい傾向も
考慮してレメディーを選びます。
 
この「○○になりやすい傾向」は、
ごはん、環境、ストレスなど現在の要素以外に、
体質や遺伝など根本的な要素も関係します。

このときのレメディーは、
根本対策のためのポーテンシーを使います。
必要に応じて、臓器のサポートや
遺伝的背景のフォローもします。

「○○になりやすい傾向」の対策をしたい、
何度も同じ症状を繰り返す、というときは
ホメオパスの健康相談をおすすめします。
 

ということで、
「おしっこ出てない。尿閉かも」と思ったら
まずは Arn. や Canth. をあげて、
早いうちに受診してください。
 
レメディー選びに迷っている、
根本的なアプローチがしたい、
というときはホメオパスにご相談くださいね。

 
最後までお読みいただきありがとうございます。
今日も動物さんといい氣分な一日を♪

こおろぎ ゆきこ
Holistic Room はしわたし/
日本ホメオパシーセンター羊蹄倶知安
(ようてい・くっちゃん)


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