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【劇場の選び方ー芸術監督編】芸術監督は劇場の顔

芸術監督という言葉は聞いたことありますでしょうか。
そんなの知っているよという方は、劇場事情に精通されていると言っても過言ではないでしょう。

では芸術監督はどんなことをする人でしょうか。
実は、その活動内容は曖昧です。
活動内容に細かく指示を出すような方もいれば、劇場の立ち上げから方針決定に参加する人、劇場のプロデューサーと連携しながら進める場合もあります。

そんな芸術監督は、これまで運営側が選出して決定することが多かったのですが、
つい最近【座・高円寺】という公共ホールで、公募が行われました。
1名の枠に対して74名の応募があったそうです。
結果は、劇団温泉ドラゴン代表のシライケイタ氏が選ばれました。
2023年7月より着任されています。

劇場がある杉並区が示した応募条件は次の通りでした。

職務内容としては次のように記されておりました。
行政の資料という感じですね。

他にも、芸術監督と役割に関して明記している実例として新国立劇場もご紹介します。
次の内容はホームページからの抜粋です。

新国立劇場は、細かな業務内容は示していないものの最高責任者ということを強く打ち出していますね。

実際、芸術監督がいる劇場といない劇場の印象はどうでしょうか。
身近な劇場を思い浮かべた時に、芸術監督がいる劇場の方が実態をイメージしやすくないですか?

次は、芸術監督を置いている劇場を一挙にご紹介いたします。お気に入りの劇場を選ぶ際のイメージも湧きやすくなると思います。

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