サッカーがうまくなりたいなら常に目的を意識する
サッカーがうまくなりたいなら、ともかく認知することを徹底する
「技術」は、目的を果たすためにある
目的を果たすために情報収集して、その目的を果たすためのプレーを決断する
それを繰り返すとことで意味のある技術が自然と身についていく
はじめはゴールを目的にセットする
とはいえ、初心者がそのときそのときに目的を意識するのは難しいので、まずは「ゴール」を目的にしてみる
ゴールを決めるためにどんな動きをすればいいかを考えてみる
もちろん、自分がシュートが上手くなりたいとか、ドリブルが上手くなりたいなら、それを目的にセットしてok
・シュートが上手くなりたいならシュートを打てるところで待つ
・ドリブルが上手くなりたいならドリブルをスタートできるところで待つ
という具合に自分の目的に合わせた動きをしてみる
目的が伴った技術とは何か?
例えば、トラップは「止める」というイメージがあるが、「置く」というイメージに変えたい。
やることは一緒だが意味が変わる
1、ボールをキープするために止める
2、シュートを打つために止める
3、素早く前進するために止める
同じ「止める」でも、置く場所が変わってくる。
3なんかは止めるんじゃなくて転がすことになるはず。
なので、トラップは「置く」イメージを持っておきたい
ただ「止める」のではなく、自分がそのあとにやりたいことのためにボールを置く技術こそが「使える技術」になる
そのためにも、常に目的を持っていたいし、目的のために情報は収集し続けたい
徹底した認知のその先にあること
1、認知ができるようになるとパターンができる
2、パターンが作られると考えずに判断できるようになる
3、考えずに判断ができるようになると直感的に動けるようになる
徹底した認知の先には直感の世界が広がっている
なぜ、頭を使うのか
なぜ、戦術を学ぶのか
なぜ、目的を意識するのか
は最終的に直感的に動けるようになるため
サッカーはリアルタイム性が強く、とても複雑なスポーツなので、処理しないといけない情報が多い
しかし、いつも頭で考えていると身体が動かなくなる
なので、集中したり、脳みそに余裕を持たせたり、本能的に直感的にプレーできるように「認知」を徹底する
だからと言って顔を上げてプレーするのは難しい
認知や情報収集をテーマに掲げると、
「じゃあ、なるべく顔を上げてプレーしよう」
ってなりがちですが、かなり難しいです。
顔を上げてプレーしようって意識して、顔が上がるならみんなやりますからね(笑)
シンプルに「顔を上げる」っていうのは難しいので、「目的」を意識するところから始めるのがおすすめです。
この話の流れだと「ゴール」ですね
ゴールを意識すると、ゴールのための動きが始まります
すると自然と相手を見たり、ゴールを見たりすることになります
ボールを受けてから顔を上げるなんてのは、初心者だったり技術がないうちは難しいです
だったら、ボールをしっかり見てドリブルしたりパスをした方がいいです
技術がついてくれば顔も上がってくるので、何か1つ目的を自分の頭の中に入れてみてプレーしてみましょう
1つ付け加えるなら、「ボールを持っていないときはボール以外も見てみよう」と意識するのはいいと思います
これもまた難しいですが、キョロキョロしてみましょう
でも、最優先は「目的」です
あくまでも大人になってからのサッカーの上達方法です
これはあくまでも大人になってから頭で学びながらサッカーがうまくなっていくアプローチです。
「習うよりも慣れろ」も一理がありますが、
「習ってから慣れろ」も一理あります。
習うとサッカーを観る目も養えますし、最近は戦術系の情報も溢れているので、「習う」をやってみてサッカーをより楽しむのもいいんじゃないかと思います。