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能天気

JO1の安心感に浸ってる!って思ったけどまあいっかって思ったのでその話をする。アイドルの安心感に浸るとかあるんだ…なんだそれ…とてもありがたい話です。


※前世の話をしますが、わたしとは合わなかっただけの話で貶すような意図は一切ないです。対よろです。

わたしが世界一好きだった人間から降りることになった一番のきっかけは失恋(真顔)でした。一人買い物にハマっていたわたしはある日、表参道をルンルン歩いていたんですね。そうしたら目の前に元担(に似た人間なんだけど、多分)がオナゴと歩いているではないですか。え、こういう子タイプなん?プラベだとこんなオラオラ歩きなん?IKEAのボロボロの袋なに?なんで去り際にこっちの顔めちゃくちゃ見てきたの?今年の冬着たいって言ってたシャツじゃんそれ、本物なん?という感情に取り憑かれたわたしはそれから東京恐怖症になりました。東京に行けば好きな人間が恋人と歩いているところに遭遇してしまう可能性があるからです。この出来事を三ヶ月くらい引きずりました。

この頃わたしは四六時中元担のことを考えて生活を送っていたので感情の起伏があるとすれば全部元担のことって感じのめちゃくちゃ楽しい人生を送っていました。チケット運に恵まれて現場に行けたし、普段の供給は週一くらいでも同志たちとTwitterしてれば関係なかったし、人生一番輝いてた説が否めないですね。

そんなことは言っても人間、好き嫌いがあって当たり前な生き物で、好きになって二年くらい経った時には友達以外のオタクとの解釈違いに疲れ、メンバーの失言(本当に失言)に呆れ果てていました。わたしが好きだったのは元担と友達だけ、めちゃくちゃ単推し。

そんな中起こった東京大事変にわたしは参ってしまいました。恋人がいるって噂が一年中立っているような界隈だったし、周りの子は週刊誌にお世話になっていたし、そんなこんなでわたしは担当を信じることができなかったんですね。本人かもわからないような状況なのにショック受けちゃったよ。タレントにどんな噂がたっても週刊誌が動いても基本スルーするような事務所だったので見解を求めるなんて考えはないし、何より恋人がいることを否定的に思えないし(担当の幸せがわたしの幸せなので)、とにかくショックを受けるだけ。アイドルとして全信頼を置いていたはずなのにいざ目の当たりにすると信じられない自分にも結構ショックを受けましたね。あとシンプルに本人かすらわからない人間に三ヶ月もダメージ食らってる人生はヤバいなと思ったので感情を捨てようと努力したら、好きの気持ちもドバッと消えました。ライブも十回目くらいの中止延期を繰り返していたし疲れとか言っちゃうのどうかと思うけどめちゃくちゃ疲れてました。


だからね、この前ラポンヌが彼女(の表現はワラだけど)疑惑をしっかり否定したの見てめちゃくちゃ感動したし羨ましいなって思った。どんなに好きなアイドルでも好きが故に信じていいのかわからなくなることあるもん。この信じるか否かってのは恋人がいるからアイドルを信じられない、ではなく恋人がいないと信じ続けていいのかわからないの意味のニュアンスね。JO1の安心感は事務所も総出で作ってくれてるんだって実感できたのと、何よりタレント(への信頼や健康)を大切にしてくれる事務所なんだって思えて嬉しかった。炎上した時の対応も、ライブへの判断も、わたしはずっと感心している。ライブ音源までくれたのありがたすぎてもうウケた。こんな事務所日本に他になくない?知らんけど(シンプル無知)。


最近JO1を見ていて、すごい普通に見ている自分にびっくりした。安心感に浸りすぎている…!布団で昼間まで寝る何もしないと同じくらいの居心地の良さ…!

前世のフォロワーさんが担当のことを「普通に好き」だと話していたのを羨ましく思ったことがあった。長く細く穏やかに同じアイドルを応援していられる理由が「普通に好き」が安定しているからだって話してたのがすごい羨ましかった。それは担当のおかげだと。わたし多分いまJO1が普通に好きになれている気がする。JO1のおかげで心穏やかに大好きなアイドルを好きでいることができてる気がする。それが嬉しかった。

JO1を好きになった時に、絶対好きで居続けたい、一秒でも長くJO1のことを好きでいたいって思ったので。


JO1の当たり前が大好き、一緒にいるのも仲がいいのも、みんなでステージに立つのが楽しいのも、CDを出したら聴いてね!って言ってくれるのも、ファンを馬鹿にしないところも、他にも全部、全然当たり前じゃないことがJO1の当たり前であるところがすごい好き。

アイドルのファンのみんな大好きー!いつもありがとう!なんで言うんだろうって思ってたけど、JO1のこと好きになってアイドルってマジでファンのこと大切にしてるんだ…ファンってこんなに感謝されていいんだ…って衝撃を受けたし、別に見返りを求めてる訳では無いけれど心の底から嬉しかったよ。JO1を好きでいることでわたしもわたしの幸せをゲットできる気がした。

JO1、ほんとうに大切。大好き。ありがとう。


地味に溜め込んでいた前世の話もできてスッキリした。全部自己満だが。最後に、オタク疲労時代(オタク疲労時代)に始めたゲームの登場人物に救われた話をさせて欲しい。

「理想のアイドル? そんなの決まってる。終わらないアイドルよ。日本一じゃなくたって、顔に傷があったって、声が出なくたっていいの。終わらせないでくれたら、それでいいのよ。」

理想のアイドルとは?をタレントに聞かれたマネージャーの返答がこれなんだけど、わたしはほんとにめちゃくちゃ泣きました。アイドル、永遠であって欲しいのが本音だから。本人の幸せが一番だしもし終わりが来るなら潔く受け入れようと気持ちの教育をしていたところ、マネージャーがわたしの気持ちを許容してくれて嬉しかった。アイドルが人間だから望んじゃいけないことがたくさんたくさんあると思う。でもわたしはたくさん「だったらいいのに」があるよ。好きだから。好きだから仲良くあって欲しいし、好きだから終わりなんてなければいいし、好きだから楽しいことだけして笑っていて欲しいし、好きだから自分と同じようなことを思っていて欲しい。好きを免罪符にするつもりは無いけど、好きだから思ってるのが本音だよ。

ゲーム内での推しグル、自分たちのグループに恋をしてるって真顔で言うし覚めない夢を一緒に見ようってどんな状況にあってもファンの夢を大事にしてくれる人たちなんですね。もうそれでワンワン泣いてめちゃくちゃ元気になれた。あの時はあまりにも新鮮でびっくりした記憶しかないけど、今思うとJO1がそれなのに当たり前になってくれたおかげでそんなアイドルを好きでいることがわたしの日常になって心も穏やか。アイドルの安心感に浸って能天気に生きようとしてるのラッキーでハッピーなことです。ほんとうに。


また君に夢を見る