また君に夢を見る
わたしはいつでもアイドルである君に夢を見る。アイドルも人間だ、同じように生活がある、感情がある、わかる、分かった上でわたしは君を好きでいる時間を非現実だと思い、夢や希望を抱くのです。抱きたいのです。アイドルである君がアイドルでいることでしか手に入らない特別な幸せに包まれていて欲しい。そしてわたしはそんな君を特別好きでいたいのです、君の見せてくれる夢に溺れたいのです。
そんな夢をもう一度、わたしに魅せてくれたアイドルが君でした。11人のシンデレラボーイ、アイドルになってまだ一年だなんて信じられないくらい、君はわたしの想い描いたアイドルだった。アイドルでいてくれた。ありがとう、アイドルになってくれて、アイドルを選んでくれて、アイドルとして選ばれてくれて。
人の言葉はあまり信じていないけど、君の言葉なら信じられる。ファンへの「愛してます」を信じていなかったけど、君の紡ぐ言葉は信じられた。言い過ぎると価値が薄れるかもしれないと言いながら君の紡いだ愛をわたしは誰よりも信じられたよ。
君の言葉を聞いていると、自然と笑顔になれる。君の言葉を聞いていると、自然と涙が出てくる。ファンへの気持ち、アイドルへの意志、グループへの想い、君はわたしが心のどこかで望んでいたことをアイドルの口から聞きたかったことを何も考えずに言ってくれる。素直な気持ちがそれなのでしょう、末恐ろしいアイドルだよ。
言葉にしないようにしていた「永遠」「一生」を君があまりにも簡単に言うもんだから拍子抜けしてしまう。
アイドルはアイドル、自分は自分、そうやって楽しみ方を見つけてきたはずなのに、アイドルに感情を寄せることが怖くなったわたしを君は勝手に丸め込む。僕たちとファンのみんなが一つになれば叶わない夢はないと君は言う。
君を好きになって毎日が楽しい。君を好きになって世界が明るく見える。君を好きになってまた自分を好きになる。君を好きになってたくさんの夢を見た。君を好きになって、君の描く色を知って、今日が明日がまた新しく輝く。
夢を語りたくないんだ、夢を見せたいんだと君は言った。その言葉があまりにも全てだと思った。
君は確かに商品だけど、その価値は計り知れない。君たちに賞味期限も消費期限もない、叶うなら永遠があって欲しい、永遠がなくとも終わらないで欲しい。
君の人生で予測のつかなかった唯一のことが、わたしの人生も楽しく予想外に狂わせるよ。君の望み続けたステージが、わたしの光になるよ。
君がメンバーと笑っているだけで嬉しい。でも君を好きだからこそ、君には上り詰めて欲しいとも思う。君の輝き方が、本当のアイドルなのかもしれないと最近よく思う。スポットライトがあってもなくても、君は宝石のように夜空に輝く星のようにいつでも輝いている。君ならアイドル界を、世界を変えてくれると本気で思う。君が運んでくれる幸せで多くの人を包んで欲しい。
君が望むのなら、どこまででも一緒に高みを見たい。君が世界で煌めく姿をいつまでも見ていたい。君の謳う夢や希望に心躍らせていたい。君をずっと好きでいたい。
11人の君へ、デビュー1周年おめでとう。たくさんの笑顔と幸せに包まれて、どこまででも駆け上がってください。終わりのない旅路へ。