君に春を
春が来る。みんなに等しく春はやって来る。
来た春が行っても、次の春を待つことができる。
けど、君に来た春はどこにも行かないで欲しいかも。
君が春について行くのをわたしは黙って見たいかも。
見たよ。つるぼうくん。
なんだか不思議な演技をするんだなあと。上原くんはつるぼうくんみたいだったけど、つるぼうくんは上原くんではなくて、でも上原くんもつるぼうくんではなかったし、つるぼうくんは上原くんだったかもしれない。わたしはつるぼうくんが好きだけど、上原くんのことが好きだと言えるかはわからないかも。この不思議を勘違いされないように他人に伝えるなら、つるぼうくんの魅力に置き換えられると思う。
演じることで自分以外になれるのが楽しいって言葉を聞いたことがあるからか、わたしはつるぼうくんの演技を特別見たいと思ったことがなかった。つるぼうくんは自分以外になる必要がない素(もと)の人でしょ。
でも、つるぼうくんの演技が見れてよかったな。わたしは上原くんが見れてよかった。それは上原くんだったからかもしれないし、それはつるぼうくんの演技だったからかもしれない。
わたしは、自分の気持ちに正直な人を素敵だなと思うし自分もそうするように心がけている。特に仲良くしてくれている人なら尚更。自分に正直であることが相手にも正直でいることだと思っているし、それがわたしの中での礼儀と感謝だ。
だから、恋人ちゃんに似合ってないよと伝えた上原くんが、片想いちゃんに似合ってないよと伝えた上原くんが、親友ちゃんに自分の恋を隠さず否定しなかった上原くんが、言ったこの何気ない言葉にフフン♪ってなった。(フフン♪が多分、一番ぴったしな心のはず…!)
『ゆく春』を見て、
つるぼうくんが好きだなってやっぱり思ったし、
JO1がわたしは好きなんだよなって思わされたし、
なんとも言えない心地よい感情になれた気がする。
上原くんはさ、何に泣いたんだろうね。
春ってさ、何を指すんだろうね。
つるぼうくんの答えが聞いてみたいな。
あと少しでデビュー日だね。また今度も言うのだけどひとまず素敵な作品に出会えた感謝を込めて、鶴房汐恩くんアイドルになってくれてありがとうと伝えたいです。君に春を、夢に愛を。
P.S.一個だけ!恋人ちゃん、真夏の車中しんどくなかった?エアコンちゃんと付けてた?なら良かったわ!