朱に交われば赤くなる

私は朱に交われば赤くなる人間にはなりたくないと思ってきた。妻や夫に影響され変わり果てる男や女。仕事に影響され別人のようになる人間。周りの人間や環境に影響され変わってしまう人間を軽蔑してきた。

さて自分の人生56年を振り返ってみよう。真面目で勤勉な父母と勉強熱心な兄姉を家族に持った私。サボりで勉強嫌いな学生時代。全く家族の朱に交わって赤くならなかった。就職し真面目な先輩と不真面目な先輩を両方持った私。若い頃は適当に不真面目、歳をとるたびに真面目になってきた。20歳代の私と50歳代の私を比較すると50歳代の私は別人のように真面目になった。何故だろう？真面目な先輩を見習ったのか？不真面目な先輩を反面教師に頑張ったのか？

朱に交わって赤くなったのか？真面目になったことは良かったのか？

残りの人生。真面目になりすぎず、自由に楽しく生きて行こう！