人の弱さと失敗とやり直すこと
人は自分の弱さに寛大だ。例えば遅刻常習犯の人は他人の遅刻に甘い。よく忘れ物をする教師は忘れ物をした生徒に甘い。私はよくミスをするから凡ミスをした部下に甘い。しかし逆に私は仕事の言い訳をしないから言い訳をする同僚によく怒る。
今日とんかつDJアゲ太郎という映画を観てきた。主役の北村匠海さんのファンだから以前から公開を待ちわびていた。しかしこの映画、準主役の伊勢谷友介さんと伊藤健太郎さんが逮捕されるという悲劇に見舞われた。
映画の感想はクスッと笑えるし、友情、家族愛など感動的なところもあり予想以上に素晴らしい映画だった。しかしラストに自分でも不思議な程泣いてしまったのは何故か?よく分からない。多分伊勢谷友介さんや伊藤健太郎さんのことが原因だと思う。今お二人はマスコミや世間の人達に事件のことや事件以外のことでも徹底的に叩かれている。
本来人間は非常に弱い生き物だ。もちろん私も弱い人間だ。自分がもし予想外の事件や事故に巻き込まれた時、どんな行動をとってしまうか分からない。酒や煙草や麻薬の常習者を批判するが、自分だって甘いおやつを断つことは難しい。もし今甘いおやつを憎む独裁者が現れ甘いおやつを禁止する法律が出来たら、私は一番に逮捕されるだろうし更生することは難しいだろう。
人は弱く失敗を繰り返す。でも何回でもやり直すことは出来る。健康に生きてさえいれば。もちろん法律を犯し間違った行動をすれば罪を償わなければならない。しかしまわりの人達は厳しく批判するだけでなく、頑張ってやり直そうとする人を暖かく見守り助けていかなければならないと思う。私もすぐ感情的に他人を厳しく批判することが多いので自戒を込めて今日noteに書いてみた。