大富豪ゲーム
子どもの頃貧民ゲームと呼んでいたカードゲームでよく遊んだ。ルールは簡単。大富豪は要らないカードを大貧民に2枚与え、大貧民は強いカードを2枚大富豪に献上する。富豪と貧民は1枚同じように交換する。平民達は交換なし。それ以外の細かいルールは省略。とにかく早く手持ちカードを無くしたら勝利する。
従兄妹が集まると貧民ゲームが開催された。大富豪にはふかふかの座布団が4枚くらい与えられ更に掛け布団や毛布が与えられる。富豪は座布団2枚と毛布。平民は座布団1枚。貧民達は座布団無しなどなど格差をつけて楽しんだ。
皆ふかふかの座布団や掛け布団を目指して必死に這い上がろうと頑張った。意外と貧民の位置で上を目指す時が一番楽しかった。大富豪になると守りに入ってしまい後は落ちるだけみたいな気持ちになる。
近年格差が進んでいると言われ、いったん貧しくなると這い上がることができないという考えが強まっている。しかし昔と違い今はインターネットで全世界と繋がることができる。頭をフルに使って日々考え行動すればどんどん上昇していけるようにも思う。甘い考えかもしれないが諦めたらそこで終わり。毎日考えて考えて幸せになれる道を探して行きたい。