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ウェブデザイン技能検定2級を《2週間》で合格した勉強法

1.はじめに

2021年11月28日に実施されたウェブデザイン技能検定2級を受験し合格することができたので、受験にあたり実施した勉強方法や試験の感想などを共有出来ればと思っております。

2.ウェブデザイン技能検定とは

ウェブデザイン技能検定は、国家検定制度である技能検定制度の一つとして、厚生労働省より職業能力開発促進法第47条第1項の規定に基づき指定試験機関の指定を受け、特定非営利活動法人インターネットスキル認定普及協会(以下、当協会)が実施するものです。

試験は実技および学科試験で実施され、関連国際標準規格等に基づきウェブデザインに関する知識・技能、実務能力等が問われます。
1級の合格者には厚生労働大臣より、2級及び3級の合格者には当協会理事長より、ウェブデザイン技能士の合格証書が発行されます。

引用:ウェブデザイン技能検定 - ウェブにかかわる全ての人のための、国家検定


試験はそれぞれ1級~3級と別れており、それぞれの検定には受験資格の条件等はありますが基本3級などはどなたでも受験可能です。
詳しい受験資格の条件に関しては下記ウェブデザイン技能検定のサイトをご参照ください。

参考:受検資格 - ウェブデザイン技能検定

3.試験概要

■出題形式
筆記試験(マーク方式):「多肢選択法」「真偽法」形式

合格基準
【学科】筆記試験(マーク方式):「多肢選択法」「真偽法」形式 70点以上(100点満点)

【実技】課題選択方式 70点以上(100点満点:ただし、試験要項に示す各作業分類において配点の60%以上の得点を得ること)

学科出題範囲
[1]インターネット概論
[2]ワールドワイドウェブ(WWW)法務
[3]ウェブデザイン技術
[4]ウェブ標準
[5]ウェブビジュアルデザイン
[6]ウェブインフォメーションデザイン
[7]アクセシビリティ・ユニバーサルデザイン
[8]ウェブサイト設計・構築技術
[9]ウェブサイト運用・管理技術
[10]安全衛生・作業環境構築

実技出題範囲
[1]ナビゲーションの画像制作
[2]アニメーションバナーの制作
[3]1,2で制作したバナーを使用しページをコーディング
[4]素材で共有されているテキストを元に構造化
[5a]フォームの制作
[5b]JavaScriptを使用し指定されたものを動作させる

4.勉強方法

学科試験
「ウェブデザイン技能検定」についての参考書などは発行もされておりますが、どれも内容が古く個人的には参考になりませんでした。
そのため、2週間の間に【過去問をひたすら解く】という勉強方法を選択しました。

ウェブデザイン技能検定のサイトには過去3回分の過去問が掲載されているので、これを繰り返し解くことにより試験の出題傾向など把握することができます。

過去3回分だけ解いてもまだ不安な方は、過去3回分よりも前の過去問を掲載されているブログ等があるので、こちらも解いてみると自分の苦手な部分や試験への理解が深まると思います。
自分が勉強する際に参考にさせていただいたブログは下記になります。

参考:ウェブデザイン技能検定 | Healthy Life and Foods
参考:ウェブデザイン カテゴリーの記事一覧 - 【しゃらの忍法帖】

実技試験
実技試験の場合近年では出題傾向があまり変わっていないため、練習問題や実技試験対策動画を見ながら実際に手を動かしながら繰り返し行うことによって試験の出題傾向など把握することができました。

また、実技問題の【作業5】は『5a』か『5b』のどちらかの問いを選択して回答する形式なのですが、『5a』はお問い合わせフォームを制作する問題なので作業に時間がかかってしまいます。
そのため【作業5】の問題は、基礎的なCSSの知識とJavaScripを暗記するのみで良い【『5b』の問題を解く】ことを個人的にはオススメします。

実技試験については、参考書サイトの練習問題とYouTube等の実技試験対策動画などは下記になります。

参考:ウェブデザイン技能検定 データダウンロード | FOM出版
参考:WEBデザイン技能検定 2級 実技 課題1

5.感想

以上、ウェブデザイン技能検定2級を《2週間》で合格した勉強法について解説させていただきました。
このウェブデザイン技能検定2級はWebデザイン系では唯一の国家試験になっているため、Webデザインの仕事を目指している方に取得をオススメします。
実際にWebデザインの仕事をしている方も、知識を更に深めるためにウェブデザイン技能検定2級にぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

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