007|自分に負けない言葉をつくる
こんにちわ! 福島ファイヤーボンズ・橋本尚明です!
熊本では今季初の連敗・・・。
2戦目は惜しかったねと言われますが、1点差でも負けは負け。
足りなかったところに目を向け、盛り返すのみ。気持ち入れ替えていきます!
さて、12月22日。年の瀬が近づいて来ました。年内最後の記事になります。
今年はチームが変わったり、noteを始めたりと、自分の中でいろんな刺激があった1年でした。
どちらも大きな挑戦でしたが、チームについては60試合すべてが終わった後、その結果を踏まえてお話させてください。
今回はいつも皆さんがご覧になっているnoteについてです。
何度かお話したこともありますが、noteはぼくにとって本当に大きな挑戦でした。
自分の経験談が、誰かに読んでもらえるほどの内容になっているか不安だったからです。
noteのプロジェクトチームから、幼少期から今に至るまでの自分を振り返りませんか、という提案を受けた時も
と、不安の方が大きかったと思います。
その後「このシートに書いている情報を全部埋めてください」という連絡が来たので、データを開いて見てみたら、PCのモニターからはみ出るほどの質問事項が、所狭しと並んでいました。
一瞬面食らったのですが、ひとつずつ、質問事項を見ていくと
といった具合に、回答することで自分への理解が一段、深まっていきそうなものばかり。
夢中になって答えていきました。提出締切よりもずいぶん前に終わった気がします。
その後、2時間のミーティングを2,3回やってもらって、自分の話を聞いてもらいました。
ここでまず驚いたのは言葉を生業にしている人たちの打ち合わせです。
自分の過去や経験を、いろんな角度で言葉にしてくださることで、自分の悩みが軽くなったり、勇気が湧いて来たりする。
どんな出来事も視点によって大きく意味が変わる。言葉の力の大きさを感じた瞬間でした。
次はnoteを運用するにあたってのスローガンをつくることになりました。
どんな選手、人間として覚えてもらいたいのか。合言葉になる言葉を設計してもらったんです。こうして生まれたのが
というスローガンです。この言葉はものすごくフィットしましたね。
ぼくはたたかっている人が大好きだったんです。
それはもちろん、バスケだけではなく、他の競技のアスリート、ビジネスパーソン、学生、いろんな立場でたたかっている人を含めて。
大きな挑戦をすればしようとするほど、大きな壁が目の前に立ちはだかります。
そしてそんな時、心の底から分かり合える人は、そう簡単に見つかりません。
誰にも分かってもらえない孤独や悔しさは、多くの人が抱えているでしょう。
逃げたり、ごまかしたりして、自分を守ることが大事だという人もいるかもしれません。ぼくもこれを否定はしません。
でもやっぱり、簡単に自分に負けちゃいけないと思っています。
「自分にはたくさんの困難を乗り越えて来た、自分がついている。だいじょうぶ、まだ、たたかえる。自分ならできる!」
そんな想いがたくさんの人に届くことを願い、noteを始めました。おかげさまで、3ヶ月で8,000PVを超え、その広がりは想像を超えています。
とファンの方以外からも積極的にお声がけいただけるようになりました。
noteでぼくのことを知って、愛媛までゲームを見に来てくださった方もいらっしゃいました。
と、背景を想像して応援してくださる方もたくさん増えました。
コートの外でも自分を表現できるという手応え。そして同時に、表現する責任。どちらも受けとめ、もっとつよい自分になること。
当分のぼくの目標です。
寒い日が続きますが、ぼくらはまだまだ熱く、熱く、コートの上を駆け抜けます。2021-22シーズン。優勝してB1へ上がるのは福島ファイヤーボンズですから。これからも応炎、どうぞ、よろしくお願いします!
【PROFILE】
橋本尚明(はしもとなおあき)
1992年、愛媛県松山市生まれ。大学在籍時は新人戦にて最優秀選手賞とアシスト王を獲得。その他、西日本選手権、関西学生選手権で優勝を経験し、関西学生選手権と関西学生リーグ戦では優秀選手賞を受賞するなど実績を積む。
その後、2015年に大阪エヴェッサと契約。主力選手として活躍。プレーオフにも出場。2017年、富山グラウジーズへ移籍。主にシックスマンとして、チームのB1残留に貢献した。
2018年には横浜ビー・コルセアーズへの移籍。アメリカの伝統的スポーツ用品メーカー・スポルディングと、ブランドアドバイザー契約を締結。
2021年、島根スサノオマジックへ移籍するもシーズン中盤に故障により離脱。現在は福島ファイヤーボンズと契約。
福島ファイヤーボンズの詳しい情報はこちらから!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?