美魔女オーデション「乘风破浪的姐姐们」の参加者「张雨绮」をご紹介!
皆さんこんにちは。エンジョイジャパンの橋本です。先日、今年の夏に中国で最も話題になった美魔女オーディション番組「乘风破浪的姐姐们(美魔女アイドルグループ)」についてご紹介しましたが、本日はそのオーディションの参加者である女優の「张雨绮(キティ・チャン)」をご紹介したいと思います。
张雨绮は1987年、山東省生まれの美人女優です。2002年、香港出身のスーパースターである「周星驰(チャウ・シンチー)」が運営している芸能事務所と契約し、2006年に周星驰に見出され、コメディ映画「长江7号(ミラクル7号)」のヒロインに抜擢され芸能界デビューしました。そこから、周星驰が監督を務める数々の映画に出演し、日本のフジテレビが制作したアクションコメディ映画「少林少女」の主役として出演をしたこともあります。
ここで、张雨绮の出演作品を簡単にご紹介します。
(1)映画:长江7号(ミラクル7号)
この作品は张雨绮のデビュー作です。妻を病気で亡くした「周铁(ジューテェー)」は工事現場で働きながら一人息子の「周小狄(ジューショウディー)」と二人暮らしをしていました。ある日、周小狄は緑色のボールを見つけ、家に持ち帰るとそれが正体不明の生き物だと判明し、ミラクル7号と呼んで飼い始めるというファンタジーコメディ映画です。张雨绮は周小狄の先生「袁老师(ユエン先生)」を演じました。この映画は当時大ヒットし、「ミラクル7号」というキャラクターグッズが中国の至る所で販売されていました。
(2)映画:美人鱼(人魚姫)
この作品は、大富豪の「刘轩(リュウシュエン)」が家族を守るため、人魚姫の「珊珊(シャンシャン)」を暗殺しようとするものの、次第に人魚姫と恋に落ちるラブストーリーです。张雨绮は女大富豪である「李若兰(リーロウトン)」を演じました。この役は悪役で、主人公の刘轩を愛してますが、手に入らず最終的に刘轩を傷つけるという悲しい女性です。また、この映画は放映されてすぐに中国の当時の歴代興行収入の第1位を記録し、2017年1月に日本でも放映されていました。
(3)映画:妖猫伝(空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎)
この作品は日本の小説「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」を映画化にした作品です。遣唐使として唐へ渡った沙門空海は時の権力者の不可解な死と長安の役人の家に起こる怪事件に立ち会うことになります。それらの事件には1匹の黒猫が関係しているのではないかと空海は疑い、詩人である「白楽天(バイテンラク)と力を合わせて事件の謎を探るというファンタジー映画です。张雨绮は猫の妖に憑かれた「春琴(チュンチン)」を演じました。また、主役の「空海」を演じたのは日本人俳優の「染谷将太」です。この映画は、第28回「中国金鸡百花电影节(China Golden Rooster&Hundred Flowers Film Festiv)」で「最優秀芸術賞」と「最優秀撮影賞」に選ばれていました。
张雨绮はこれまで数多く名作に出演し、仕事は順調でしたが、プライベートでは離婚を2回経験をしています。2011年には20歳上の映画監督「王全安(ワンチュンアン)」と結婚し、わずか4年で離婚をしました。それから2016年に大富豪の「袁巴元(ユェンバーユェン)」と電撃結婚し、双子を出産した翌年に再び離婚をしました。
张雨绮は見た目からも分かるように、気が強いお姉さんという性格をしているため、現在出演しているオーデション「乘风破浪的姐姐们」の中でも好き嫌いがはっきりしている姉役です。オーラと才能を両方併せ持つ彼女はオーデションの中でもかなり人気が高い参加者です。
以上美人女優の「张雨绮」のご紹介でした。今の若者にとっては一昔にブレイクした女優ですが、今回のオーディションに参加したことで知名度が再び上がり、現在ホットトピックスの常連です。気になることがありましたら、ぜひ橋本までご連絡ください。
メール:hashimoto@enjoy-japan.jp
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