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国漫(中国のマンガ)が大流行!中国の三大漫画アプリをご紹介します。

皆さんこんにちは。エンジョイジャパンの橋本です。中国のアニメ業界が現在勢いがあるという記事を以前投稿させて頂きましたが、本日はアニメの原作となる中国の漫画業界についてご紹介したいと思います。

中国の漫画は中国で「国漫(グォーマン)」と呼ばれています。近年、漫画コミックが見られるアプリが次々と登場しています。その中で人気が高い3大アプリは「腾讯动漫(テンセントマンガ)」、「知音漫客(チーインマンカ)」、「 快看漫画(クァイカンマンガ)」です。

ここで簡単にこれら3つのアプリについてご紹介します。

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(1)腾讯动漫

腾讯动漫はテンセント社が2012年にリリースした漫画アプリです。2013年、日本の集英社と大規模な著作権契約を交わし、11作品の日本漫画のオンライン電子著作権を取得しました。この11作品の中には、「NARUTO -ナルト-」、「ONE PIECE」、「ドラゴンボール」、「聖闘士星矢」、「テニスの王子様」等の日本で大ヒットしたコミックが含まれています。2014年、腾讯动漫は「国漫」に力を入れるようになり、当時中国で大人気になった漫画「尸兄(シーション)」の作者を100万元(日本円約1,500万円)以上の年収で作家契約をしました。2017年時点で腾讯动漫の月間アクティブユーザーが1億2,000万人に達し、コミック作品は888作、アニメが27作を制作しました。また、1日の閲覧数が10億回を超え、作者も5万人までに増加しました。現在アプリ内の作品は有料作品と無料作品の2つがあり、有料作品を閲覧する場合は、腾讯动漫独自の「読書ポイント」を購入しなければなりませんが、若者はそういったところにお金を惜しみません。

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(2)知音漫客

知音漫客は2006年にリリースした漫画アプリです。最初は月刊誌として創刊されていました。会社の知名度はテンセント社ほどではありませんが、「作品のストーリー性」「面白さ」を出版方針にしていることで、現在は人気が高い漫画アプリの一つになりました。腾讯动漫と同じように、有料作品と無料作品の2つがあり、コンテンツ内容は「中国古代にタイムスリップした恋愛物語系」「ツンデレなお金持ちとの恋愛物系」「学園物系」等若者が好むコンテンツがたくさん収録されています。課金制度も腾讯动漫と同じようになっていますが、金額的には腾讯动漫の方が少しだけ安いです。

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(3)快看漫画

快看漫画は「快看世界(北京)科技有限公司(クァイカン北京技術社)」が2014年にリリースした漫画アプリです。2014年10月、リリースしてすぐに、漫画家の「陈安妮(チンアンニー)」が手掛けた作品「对不起,我只过1%的生活(ごめんなさい、私は1%だけの生活がしたい)」という漫画のシェア数が45万回、閲覧数が2.5億回、コメント数が10万、というとてつもないエンゲージメント数を記録しました。そのおかげで快看漫画アプリはローンチから2か月で200万を超えるダウンロード数を獲得し、当時はApp Storeの無料アプリランキングの中で何度も1位になっていました。快看漫画の課金制度は先程紹介した2つのアプリと同じですが、違いは快看漫画は全体的に絵が綺麗です。

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中国漫画と日本漫画の大きな違いは「色」です。日本の漫画は白黒の作品が多いですが、中国では全てフルカラーです。漫画という文化がスタートしたのがアプリだと、色付きが当たり前なんですね。また、中国では誰もが漫画家になれます。中国には「触漫(チューマン)」という漫画アプリがあり、漫画を読めるのと同時に、漫画の制作も出来ます。漫画用のツールや素材も豊富で、いつでも独自の漫画作品を創作することが出来ます。そして、創作した作品を「触漫アプリ」に投稿することが出来、読者が増えて人気になれば「腾讯动漫」「知音漫客」等に掲載されることもあります。漫画家になりたい人にとっては嬉しいアプリですよね。

以上、中国の三大漫画アプリのご紹介でした。興味ある人はぜひ試してみてください。

メール:hashimoto@enjoy-japan.jp

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