ショートムービーが大流行！微博が新たに動画アプリをリリース？

皆さんこんにちは。エンジョイジャパンの橋本です。最近、中国のSNSプラットフォーム「微博（weibo）」がアプリの付属機能として「视频号（ショートムービー機能）」をリリースさせました。この视频号はユーザーが微博上で動画投稿が出来る機能です。

近年、「小紅書（RED）」、「抖音（TikTok）」や「快手」等のショートムービー系SNSプラットフォームが相次ぎに登場し、需要が高まっています。創業10周年を迎えた微博は、すでにSNSコミュニティ業界のトップクラスにランクインしていますが、同時に微博以外の新しい「武器」を創り出そうとしている動きが鮮明です。その証拠に、微博はここ最近でSNSプラットフォームの「绿洲（oasis）」、動画アプリの「星球视频（惑星動画）」を次々とリリースさせました。

昨年リリースした「绿洲（oasis）」は、そのインターフェイスや機能がインスタグラムと似ていることから、ネット上でインスタグラムのパクリと言われ続けてきました。また、ロゴデザインのパクリ問題も浮上したこともあり、リリースされてから特に大きな話題になるようなことは今のところありません。一方、「星球视频（惑星動画）」は「绿洲（oasis）」以上に微博が力入れて開発したアプリで、「视频号（ショートムービー機能）」と連携されていて、视频号で投稿した動画が星球视频でも反映されるようになっています。星球视频は微博とインターフェイスがほぼ同じで、投稿された動画コンテンツはフィードストリームの形式で表示されます。

视频号と星球视频は現時点ではどちらもテスト段階のため、具体的な機能についてはまだはっきりと分かっていませんが、これまで動画アプリをいくつかリリースしてきて失敗を繰り返してきた微博が果たして今回はヒットするのかとネット上で話題になっています。私個人としては、微博のユーザー数が多いため、KOLが率先して视频号と星球视频を使っていけば、すぐに流行るのではないかと感じています。

以上、微博が新たにリリースした動画機能についてのご紹介でした。現在、ショートムービーが大流行し、wechatの视频号（ショートムービー機能）がリリースされてからユーザーがすでに2億人を超えています。微博もこの波に乗って、動画サービスが大ヒットするかどうか、今後の展開が楽しみですね。

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