全体バランスをみるコツ
なんとなくノリでネームを描いている。なんだかよく分からないネームになった。自分のネームが面白いのか面白くないのか分からない…。
今回はそんな疑問にお答えします。
今回の記事を読めばネームで描くべき焦点が定まり、読者に伝わるネーム作りの方法を学ぶことができます。
※WEBTOONの分業体制、脚本ありでネーム作家を目指す方向けに記事を書いていますが、脚本部分からご自身で作成される方にとっても参考になる内容となっております。
🌱自己紹介
これまでの記事を読んで下さっている方は今さらですが、ここでもう一度簡単に自己紹介。
私はWEBTOONでネーム、線画作家をしている漫画家です。
過去にはネーム作家として複数作品のネーム担当をさせて頂き、現在はLINEマンガにて「敗戦の剣士、勇者の子と暮らす」を連載しています。
また、漫画家としての経験を元にこれまでFANBOXや企業の請負等で計100件近くのネーム監修、ネーム添削をさせて頂き、FANBOXからは多くのプロネーム作家を輩出しております。(FANBOXは現在休止中)
🌱全体バランスを整えるのは難しい
そんな私ですが、WEBTOON作家としては3年目で、まだ歴はそれほど長くありません。
私も「全体バランス」について理解を深められたのは、比較的最近のお話です。
それまでは、私も「カッコよくなれ!」「いい感じになれ!」と、その場の勢いでなんとなくネームを描いていました。
転機が訪れたのは丁度1年前、現在の担当編集ムラマツさんと出会ってからです。
ムラマツさんは講談社にて20年のキャリアを誇るベテランで、漫画制作のスペシャリストです。
ムラマツさんが担当となり、「漫画のピントのずれ」を見る力、「全体のバランスの整え方」について叩きこまれました。
そのおかげで、漫画家としてステップアップすることができ、様々な場面でネームの監修や、pixiv様主宰の講演会講師などをさせて頂くまでになりました。
🌱本記事の内容
そんな私が今まで学び、自身の経験などもふくめ、全体バランスをみるコツを3つのポイントにまとめて分かりやすく解説をします。
ポイントを1つずつ理解していけば、今までとはネームへの向き合い方が変わり、読者の心を動かすネーム作りができるようになります。
🌱注意点
とはいえ、本記事を読むだけで労せず簡単に出来るようになる、というものではありません。
もしこの記事を読んだことですぐにプロレベルのネームが描けるようになる、と思われたのであれば、本記事は力不足なので購入はお控えください。
しかし前述したとおり、私が自身の経験の中で得た体験と、編集歴20年のキャリアを持つ担当編集の方から直々に頂いたアドバイスを元にしております。長い時間をかけ辿り着いた一つの答えを分かりやすくまとめた内容ですので、あなたの大切な学びの時間を大幅に短縮出来得るコンテンツであることは間違いありません。
本気で漫画づくりを学びたい。読者に響く漫画が描きたい、と思った方のみ、ご購入ください。
※なお、本記事は漫画における「全体バランスをみるコツ」の解説ですが、マガジンではWEBTOONネームに関する記事を各項目に分け解りやすく記事にしています。
そちらも併せてお読みいただく事で、より一層理解を深める事ができますので、WEBTOON作りにご興味ある方はぜひそちらもご検討ください。
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