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組織文化も立派な福利厚生?

こんちには。

最近、社内で起きていることについて考えることがあったのでシェアさせてもらいます。

福利厚生には法定内福利厚生と法定外福利厚生があります。
法定内福利厚生は、年金や各種保険、法定で義務付けられている育児休暇と介護休暇などにあたります。
法定外福利厚生は会社独自の福利厚生となります。例えば通勤手当、扶養手当、特別休暇、出産祝い金などなど。

つまり、会社にとって福利厚生とは、働く人たちにより良く働いてもらうための福祉制度だなと思います。

上場企業や大企業であれば資金も潤沢にあるので、手厚い福利厚生を用意することはできると思いますが、我々のような中小零細企業ではそこまで手厚い制度をつくることはできません。

ただそれだけじゃないとも思うわけです。

ここ最近、体調を崩しやすい時期ということもあり、突発的にお休みされるスタッフが増えています。
スタッフ間のやりとりをみて、何かあったときに休みやすい雰囲気づくりも福利厚生なのかな?と思っています。

子どもの体調不良などで、「休む」ということを会社に伝えるだけで、気持ちが滅入ることだと思います。
そんなときに「っえ?休むの?みんな大変なのに・・・」みたいな雰囲気が社内に蔓延ると、心理的にダメージがくることを想像するのは難しくありません。
子どもを無理やり保育園に連れていったり、休めたとしても気持ちよく子どもに接することも難しいと思います。結果的に子どもも親もイライラしてしまうでしょう。

誰も休みたくて休む人はいません。その気持ちに配慮と寄り添うコメントは本当に気持ちが楽になるのではないかと思います。

実は、創業当初から意識していたことでもありました。自分もサラリーマン時代に申し訳なさそうに、休むことを伝えている人をたくさんみてきました。
休むという事実は変わらないのであれば、少しでも気持ちよく休んでもらえる会社にしたいなと考えていました。

創業当初は自分が率先してそのような声掛けを行っていました。今は、それを引き継いでくれているかのように、事業所長や主任を中心に声かけをしてくださり、さらに他のスタッフも配慮した声掛けをしてくださっています。

本当にうれしい限りです。

しかし、休みやすい雰囲気づくりの裏側では、勤務やスケジュールの調整してくれたり、代わりに出勤をしてくれる方々がいるのも事実です。

日々の業務改善による役割や業務の整理ができているからバトンタッチしやすかったり、利益を出せているからケアワーカーをやや余剰で雇用できていたり、バックオフィスを効率化させているから事務スタッフではなくケアワーカーを多めに雇用できていたりする訳です。

率先して会社を支えようとしてくださる方々に対しても報いることができるように会社作りは意識してやっていこうと思います。


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