Facebook中小ビジネス助成プログラムとは?1億ドルのコロナ支援で現金支給も!
Facebookは3月17日に1億ドル(現金と広告クレジットの合計)分の支援金(助成金プログラム)を提供すると発表。 Facebookが運営する30か国以上の最大30,000の対象となる中小企業に限り、助成金を受け取ることができるという。その内、 $1500万ドルは、米国シリコンバレーを一帯とする、ベイエリアのビジネスを特に指定している。
助成金は最大4,000ドル(現金で2,500ドル、Facebook広告クレジットで1,500ドル)。サンフランシスコベイエリアの企業は、4/20から助成金の申請を開始。
そして、日本でも4月下旬より"Facebookが新型コロナウイルスで困ってる企業を支援するよ"っていう表示がInstagramに表示されたのでそれについて説明しますね!(フェイスブックはインスタの親会社)
この記事では助成プログラムの概要・助成を受けられる対象者・申請の仕方など解説します。Facebook・Instagramで広告クレジット(○万円分の広告を使える権利)がもらえるだけでなく、家賃・人件費の支払いなどにも使えるよう、現金支給もあるようです!
動画での解説はこちら
1.Facebook中小ビジネス助成プログラムとは?
新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的な大流行により、ビジネスに混乱が生じているお客様もいらっしゃることでしょう。少額の経済的支援でも大いに役立つという声を聞き、この困難な時期にお役に立てるよう、Facebookは1億ドル相当の助成金と広告クレジットを提供します。
とFacebookの特設ページに書かれてあるように、新型コロナが未だ猛威をふるい続けており、それに対してFacebookが動いたってことですね!もちろんFacebookは広告収入で収益を得てるので、そのお客さんが末長く栄えてもらうことがFacebookの反映に繋がるってのもあるでしょうが、それでもこの取り組みはカッケー!この助成プログラムについては、下記の画像のようにインスタのプロフィール画面の上に青い文字で表示されて知りました。
(めっちゃ趣味アカウント。笑)
インスタはFacebook社の傘下でして、こんな感じで僕は4/30に突然表示されました。順次表示されるとの発表なので、多少のタイムラグがあるかもしれません。実際に僕の知り合いにも申請してもらったところなのですが、Facebook中小ビジネス助成プログラムは経済産業省庁の持続化給付金みたいに最大○万円のようなものは書いてません。どれぐらい貰えるかは事業規模・従業員数・通常時の売上との差などによって決定されるかと考えてます。
今回すごいのは、広告以外にも人件費・家賃など営業費用をカバーする現金支給もするとのこと。これにはすっごい驚きました!最初、広告クレジットを使えるだけだと勘違いしてたので、後でよーく見てびっくりしました!!(それでもホンマはすごいんですけど)
では対象となる企業は、
Facebookが事業を展開している30か国以上の最大3万社の適格中小ビジネスが助成金を受けることができます。応募資格は以下のとおりです。
・2~50人の社員を雇用している
・1年以上、事業を継続している
・新型コロナウイルス(COVID-19)の影響によりビジネス上の困難を抱えている
・Facebookが事業を展開している地域内または近隣地域に所在する
1社あたり平均3000ドルとの情報もありますが、実際に申請してみると3000ドル(約30万円)よりもだいぶ少ない額やん…ってなるかもしれないですが、やってみて損はないし、ぜひ申請するだけでも申請してみましょう。大企業ではなく、完全に中小企業が対象ですね。
2.助成プログラムへの申請方法
さて、次に具体的にどう申請していくかについて説明しますね。こちらhttps://www.facebook.com/business/boost/grants のリンクからだと、ほぼ迷いようがないんですが、最初のボタンだけわかりにくいかも。1番下の方にやや小さく目立たない保護色で『利用可能な地域を見る』という
このボタンがあるので、ここから申請がスタートできます。その先は流れにそって行けば、おそらく迷いません。まずビジネスの所在地を聞かれるのですが、日本を選びます。先ほどのリンクからiMacでアクセスすると、選ばなくても最初から日本となってました。
後述するインスタのトップの表示からiPhoneでアクセスした時は、日本を探して選びました。そして所在地の少し下にメールアドレスを入力する空欄があります。
このときicloudのメールだと、今後Facebookから返信が来た時に弾いてしまったりする恐れもあるので、gmailやyahooメールなどでもいいのでPCメールにしておく方が無難です。メールアドレスを入力し、『登録する』のボタンを押すとひとまず申請は完了です。
1分あればひとまず申請完了できますね。
ここまでこのリンクから設定する手順を書きましたが、インスタグラムのトップからだと少しだけ違います。
この「新型コロナウイルス関連ビジネスリソースを見る」というリンクを押すと、まず下記のようなページに遷移します。
Instagramのプロフィールに「食事を注文する」というアクションボタン(プロフィールの電話・メール)を設定できる機能がリリースされたので、そちらもここから出来るようになってます。プロフィールやストーリーズから直接UberEatsのメニュー画面に飛べる機能ですね。それについては別記事で説明しています。
話を戻しまして、この画像上の方に『Facebook中小ビジネス助成プログラム』と書いてあるので、そこをタップします。するとこちらのページへと進むので、あとは先に説明した通り。
申請したらその後Facebook社から入力したメールアドレスあてに、何らかの返事がくるはずです。まだどんな書類とかが必要になるか、いつ頃どれぐらい振り込まれるかはわかりませんが、わかり次第また追記します。
経産省の助成金『持続化給付金』を申請する書類と同じような書類、売上台帳・通帳のコピー・身分証明書・確定申告の控え・事業届出などが必要となるんじゃないでしょうか。持続化給付金も5/1〜受付が始まりましたし、そちらも申請したときにFacebookにも出せるよう準備しておくが吉。
3.その他、コロナ関連の支援について
Facebookの助成プログラムについて説明してきましたが、他に国の助成金やその市町村独自の取り組みも色々ありますし、色んな企業も支援をしてるので、ぜひこちらも参考に!
コロナウイルス感染症関連給付金・補助金・助成金一覧まとめ
→https://hojyokin-portal.jp/columns/corona_summary
上記リンクにはたくさんの支援が書いていますが、例えば、
クラウドファンディングのプラットフォームであるCAMPFIREは、17%の手数料が5%になる支援をしてて、それは4月末の申し込みまでの予定だったけど、期間を再延長して7月末までにエントリーしたらOKとのこと。クラウドファンディングは寄付を募ったり、食材などを販売したり、チケットを売ったり、発想次第で支援を集めることができます。集まった額から手数料が引かれるので、最初には何もお金かかりません。クラファンをやったことない人も、ぜひ挑戦してみましょう!
とは言えクラウドファンディングを挑戦するのに踏ん切りでつかない。
そんな人には、同じように予約販売のようにしてサービス(商品)料金の先払いをしてもらえるアプリ・サービスもあるので、ぜひそれも活用しましょう!3月下旬ぐらいにNHKにも取り上げられてました。"さきめし"
→https://peraichi.com/landing_pages/view/sakimeshi
また、kurasiru storeは販売手数料を無料の特設ページ・食品ECサイトを作ってます。→https://store.kurashiru.com/lp/support_restaurant?utm_source=web&utm_medium=prtimes&utm_campaign=support_restaurant
Facebookの助成金しかり、他にも色んな制度をうまく活用して、ウイルスなんかに負けずに乗り越えていきましょう!本日は以上です!