ヤラれる、絶対に感情が動いてしまう「言葉」

今朝、ネットをチェックしていたら、
ある方が写真を投稿していた。

黒板の写真

どうやら、中学校の卒業式の日。
（お子さんのだと思う）

黒板にはこう書かれていた。

きっと先生が書いたのだろう。

１時間後　最幸の卒業式にしよう！
２４時間後　合格発表
３週間後　ここまでは中学生！
４年後　東京オリンピック
５年後　成人式
宿題　幸せになろうか

「幸せになろうか」という文字を読んだ時にグッと来た。

自分が中学生で、卒業式の頃は正直、こういうことは何とも思わなかった。

友だちと離れるのもイヤだったろうし。

新しい高校での生活が気になっていただろうし。

もしかしたら、好きな女の子に告白されないのかな、などと思い悩んでいたかもしれない。

まぁ、目の前のことで一杯だった。

大人は「これからだね」とか「未来があるね」などと言うけれど、そんなこと微塵も考えていなかった。

でも、今。

自分が大人になってみると、この最後の宿題。

「幸せになろうか」にはグッと来る。

大人になる大変さも、わかった上で見るからなのかな。

当時の自分に「幸せになろうか」と語るのをイメージするだけで、中学の時の自分とは別の感情が生まれてくる。