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ひとりぼっちの孤独な闘い

「自分が、自分が……」

今、考えると、
以前のぼくはそう考えていた気がします。

自分が優秀になりたい。
自分が成功したい。
自分がカッコよくありたい。

自分の欲求が強く、
それを獲得するために必死に努力する。

自分一人で戦う。

そんなイメージです。

そんなだったから、
毎日のように深夜まで
勉強を続け、努力し、
MBAなども取得したのだと思う。

今のぼくだったら、
取得しないと思う 笑

(ムダではなかったけど、
今はそうしたモノよりも
実践や行動を優先してる)

それにしても、
当時、勉強する時に使っていた
カフェやファミレスを見ると、
何ともいえない気分になる。

「よくやってたよな」と。

本当に黙々と
ストイックに続けていた。

自分が、自分が、という時期も
スキルを磨く意味では
悪い時期ではなかったとは思うのだけど……。

今はまったく違います。

他人が、他人が、です。

コンサル(ぼくの仕事)などでも、
自分がクライアントさまのために
全力を尽くすのはもちろんだけど、

「この分野だったら、
誰が優秀なんだろう。
協力してもらえないかな」
と考えてしまう。

「人と協力するなんて、
キレイごとを」

そう思う人もいるかもしれないけど、
これは飾ってもいない、本心。

どんなに自分が頑張っても
限界がある。

それぞれの分野で
優秀な人は必ずいる。

その人たちに
協力してもらった方がいい。

今、ぼくがやっているビジネスの一つは
まさにご協力いただいた人たちのおかげで
順調に行っている。

ご協力いただかなかったら、
決してうまくいかなかったと思います。

本当に感謝してます。

お客さまという「他人」を
自分以外の「他人」と協力しながら、

「自分」の役割を全力で果たし、
問題を解決していく。

自分も全力を尽くすけど、
そう考えると、ほとんど他人ばかり 笑

でも、今のぼくにはそれが合ってる。

自分が、自分が、ではなく、
他人が、他人が、です。

そちらの方が圧倒的に
成果があがるし、オモシロイ。


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