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【会社紹介】橋本エンジニアリングの歩みとこれから

こんにちは、橋本エンジニアリングです。
今回は、私たちがどんな会社なのか、改めてご紹介します。
前回のnote記事を読んでくださった方も、初めての方も、
ぜひご覧ください!


私たちの歩み

 橋本エンジニアリング株式会社は、1968年に静岡県浜松市で創業しました。当初はプレス加工による大量生産を手掛けていましたが、時代とともに新たな需要に応え、オートバイや自動車の試作部品の製造へと事業を拡大。現在では、試作部品の製造を軸に、輸送機器や産業機器の金型・治具製作にも取り組んでいます。さらに、近年では超軽量車いすをはじめとするオリジナル製品の開発にも注力し、技術力を活かした新たな市場開拓を進めています!

町工場からグローバルへ


インドネシア

 橋本エンジニアリングは、日本国内だけでなく海外展開も積極的に進めています。2012年にはインドネシアに現地法人を設立し、自動車部品の製造を開始しました。
 また、世界的なパラアスリートを支援するための競技用車椅子の開発にも力を入れ、技術を通じてスポーツの未来にも貢献しています。現在、当社では車いすラグビーの池崎大輔選手(サポート:日常用車いす)、車いすテニスの小田凱人選手、田中愛美選手(サポート:日常用車いす、競技用車いす)をサポートしています。

基盤事業

製造

 橋本エンジニアリングの基盤事業は、輸送機器関連(自動車・バイク・船舶など)の部品製造です。一般的な大量生産では「生産」の部分を行いますが、弊社では「試作→テスト→生産準備」の部分を担当しています。試作や特注品の製造を中心に、精密な部品づくりを手掛けています。

・デザイン・設計:製品のコンセプト設計から詳細設計までを手掛ける。
・試作・テスト:世に出る前の製品を試作し、強度や品質を確認。
・生産準備:大量生産に向けた金型や治具の製作。
・生産・販売:最終製品の製造と、販売網を通じた展開。

品質評価

 当社には、長年鋳造に携わってきた専門スタッフが在籍しており、評価・考察を行いながら、評価目的に沿った作業や設備のご提案にも対応できる  『品質評価事業』も展開しています。
 品質の情報は、様々な検査工程・設備を活用し、加工から測定・分析・データ作成までを一貫して対応。そのため、短納期での提供が可能となり、皆様の品質向上に貢献いたします!

検査方法の例


新事業

 新事業を始めたきっかけは、2008年のリーマンショックでした。これまでの輸送機器産業への依存から脱却し、企業の持続的成長を実現するため、新たな分野への挑戦が求められました。そこで、橋本エンジニアリングが培ってきた技術を活かし、医療・福祉分野などへの参入を決断しました。

・超軽量車いす(X60・X70)

 世界最軽量を実現した車椅子「MC-X」の開発経験を活かし、より多くの人に使いやすい超軽量車椅子「X60」「X70」を開発。開発した3車種すべてでグッドデザイン賞を受賞しました。


・Guard Wel

 福祉・医療分野に特化したブランド。体圧分散に優れた特殊素材を使用した高機能クッション「Pozin」を開発。長時間の座位姿勢を快適にサポートし、介護・医療の現場で活用されるだけでなく、一般ユーザー向けにも展開中です!


・超軽量そば切り包丁「彩矢」

 そば職人の要望を受け、従来の約半分の重量で長時間作業の負担を軽減。
チタンと青二鋼の異材接合により、切れ味抜群の超軽量600gを実現しました。


・DTi(ダイキャスト技術革新)ブランド

 アルミ鋳造業界の長年の課題である消耗部品の耐久性向上を実現!独自技術によって鋳造プロセスの効率化とコスト削減に貢献!

 また、浜松の医療機器開発製造組合(HAMING)と連携し、医療現場のニーズに応じた特殊機器の開発や改良にも取り組んでいます。
 製品の詳細が載ったサイトも載せてありますので、気になった方はぜひご覧ください!

まとめ

 皆さん、いかがでしたか?この記事を通じて、少しでも橋本エンジニアリングについて知っていただけると嬉しいです。
 私は入社してまだ日が浅いですが、橋本エンジニアリングのものづくりへのこだわりと挑戦する姿勢にとても驚きました。単なる製造業ではなく、時代の変化に合わせて柔軟に進化し続けている会社だと感じています。
 これから私もこの環境で成長しながら、橋本エンジニアリングの一員として、社会に貢献できる仕事をしていきたいと思います。
 町工場の枠を超え、これからも挑戦を続ける橋本エンジニアリングに、ぜひご注目ください!


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