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競技用車いす開発秘話
橋本エンジニアリングのnoteをご覧いただきありがとうございます。
のんびりUPしています~(*'▽')
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車いすテニス界のレジェンドといえば…!そう、国枝慎吾さんです。
教科書にも載っている方で国民栄誉賞も3月に授与されています。そして生涯ゴールデンスラムという素晴らしい結果を残された方です。その国枝さんが引退され、次世代のエースと注目されているのが小田凱人選手です。橋本エンジニアリングでは、小田選手が12歳の頃より競技用車いすの提供を行っています!
今回は、今話題の小田凱人選手も使用している弊社の競技用車いすについてお伝えします。(#^^#)
橋本エンジニアリングって何の会社?
この記事をご覧になった方の中には、初めて弊社を知ったという方もいるかもしれません。橋本エンジニアリング株式会社はものづくり企業です!メイン事業は金属の試作部品製造とアルミ鋳造品の品質評価を行っています。
詳しくは↓の記事をご覧ください!
弊社では2017年、実用金属(一般的に入手できる金属)では世界最軽量のマグネシウム製車いすを開発・市販化しました。一般的な車いすはアルミ製が多い中、弊社ではマグネシウムを採用。マグネシウムはアルミに比べ、重さ3分の2と軽いにも関わらず強度も高い金属です。しかし、マグネシウムは優秀な材料ですが加工が難しく実用化には不向きとされていました。浜松の町工場11社の技術を合わせ、ようやくの思いで作り上げたのが重量6.2kgのマグネシウム製車いす「MC-X」です。
バイクのようなフレームが特徴のスタイリッシュな車いすで、外に出かけたくなるような軽さとかっこよさ=「乗る喜びを極める」をコンセプトとしています。
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「MC-X」は生産終了しましたが、後継モデル「X60」「X70」を展開中!
競技用車いすとの出会い
MC-Xの開発後、車いすの販売や展示会への出展を行っていましたが、競技用車いすの転機が訪れたのは2017年秋のことでした。東京の展示会で
MC-Xの展示をしていると声を掛けて下さった方がいました。なんと、車いすテニスプレイヤー田中愛美選手のお母さまです…!2020東京パラリンピックを見据えてより軽く高性能な車いすを求めており、いろいろ探しているとのこと。弊社としても競技用車いす業界に参入できれば技術力PRにつながると考え、開発を決めました。
開発スタート!…でも何しよう?
開発を始めたとはいえ最初から作れるはずもなく、当初は情報収集や他社製品の比較がメインでした。海外と国内の競技車両の比較、一般の車いすとの違いや車いすテニス・車いすラグビー・車いすバスケなど競技ごとの違い、メーカーごとの知識などを田中選手のコーチご協力のもと集めていきました。
車両の分析だけでなく、実際に国内の大会に同行し選手の動きやプレーのデータを集めました。車いすテニス車両はラグビーやバスケと比べ接触のダメージが車体に掛からない分、いかに軽く俊敏に動けるかが重要になります。さらに、車両だけではなくクッションや小物部品なども探す必要があったため、無いものは自転車用の部品を応用するなどして対応しました。
フィーリングは大事。
橋本エンジニアリングの強みであるマグネシウム製にこだわり、試作を作りました。実際に田中選手に試乗してもらうと….フィーリングと合わない。その後は何度もトライ&エラーを繰り返し、ようやく作り上げたのが
「TS-X」です。開発担当の社員によると、最初は「海外遠征中に現地で壊れたらどうしよう…」と心配だったようです。幸い現地で壊れることもなく乗り切りました。
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弊社契約スポンサー選手!
車いすテニスの田中愛美選手はこのようなきっかけでスポンサー契約を結びましたが、他にも車いすラグビーの池崎大輔選手、そして小田凱人選手と契約を結んでいます。彼らアスリートのお話はまた後日。
橋本エンジニアリングが最も力を入れている「軽さ」。この軽さはぜひ一度試乗してみてください!お問い合わせはいつでもお気軽にどうぞ!
いよいよ来年に迫った2024年パリパラリンピックに向け、橋本エンジニアリングは引き続き全力でアスリートを支援します!
【おまけ】ちびっ子に大人気だった話
記事を読んでくださり、ありがとうございました_(._.)_
先日、イオンモール浜松志都呂で行われた「2023大学生交流フェスタ」へ橋本エンジニアリングも出展させて頂き、車いすの展示・試乗を行ったのでそのことについて少しご紹介します!
今年で3回目の開催となる「大学生交流フェスタ」は大学生が行うSDGsにスポットを当て、学生による発表やゲーム・ブース出展を行う企画です。弊社は学生協力のもと、車いすの展示と試乗を行いました。
うちのブース……ちびっ子に大人気!!!
3歳くらいのお子さんが車いすを動かしているではありませんか!「こんな小さい子も動かせるのか…?」と思っていましたが、あっさり動けている。
しかもちびっ子は覚えるのも早い!しばらくすれば乗りこなしている様子。
わんぱく小学生男子に至っては飽きることなくグルグル回り続けていました。
車いすって遊びのツールにもなるのね…。