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私の大事なことば②                         「出来ることを数えよう」

22年前、天職だと思い込んでいた
報道部(報道記者)から
子どもを授かったタイミングで異動になり
人生最大の幸せを感じながらも
(子どもは切望していたので)
キャリアの幸せはどん底だった時に
出合った「ことば」

「できないことを数えるのではなく 

 できることを数えよう」

当時「ムギ畑」という
ワーママたちの交流サイトで知り合った
毎日新聞記者のおぐにあやこさんが
一人息子の太一君を背負って
スペインを旅したエッセイ
「ベイビーパッカーでいこう!」(日本評論社)の
最後に見つけた「ことば」だと思っていたけど・・・・

この際と、再び、本を開くと

何度も読み返している、私の心のバイブル


(プロローグ)
息子、太一を生んだ夜
産院のベッドの上で私は
子どもを産んで「得たもの」と「失ったもの」の
両方を一つひとつ数え上げ、泣いた。
あの時失った最大のものは
「自由」であり
「仕事のキャリア」だと思った。
・・・・・・・・・・・・・・
(エピローグ)
「子連れだから無理」とあきらめず
「子連れなりに」と「子連れのおかげで」を
一つひとつ積み重ねてみたい。

「ベイビーパッカーでいこう」(日本評論社)

おぐにさん、失礼しました〜

この、心の変化を、私なりに「要約」して
心に仕舞っていたんだと判明。


実は私、この本に出合って
沢山の勇気をもらえたので
おぐにさんにメールで感謝を伝えつつ
私も「育休卒業旅行にいきます!」と
勝手に宣言して(笑)
息子11か月の時に、本当に行きました。

最初は、母子ホームステイ付きで
2週間の予定だったんだけど
出発前日に、息子が熱を出し(突発性発疹)
一旦キャンセルするも、再挑戦!したのは、よき思い出です

様々な制約の中で、会社員として
モティベーションを保ちながら、働き続けることは
私にとっては容易なことではなかったけど

でも、この「ことば」に、育休中に出合ったおかげで
人生の半分=50歳まで!会社員としての山や谷を
乗り越えられたのかな?と、今、思っています。

そして、フリーになった今も
趣味=反省!の私が、落ち込んだ時に
自分に立ち返ることが出来る、大事な大事な「ことば」です。

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