「ことばにしないと、伝わり切らない」
私にとっては、神のような存在の
福山雅治さんのラジオをアーカイブで聴きながら
ふと、彼の「ことば」に手がとまる。
新曲「ひとみ」についての、リスナーからの感想に応じて、相方のパーソナリティ荘口さんとのトークで出てきたお話だ。
実は私、キャリアのスタートがアナウンサーと言う、話したり書いたりする仕事で、さらに、昔から、おせっかいな気質で「ひとりごと」は、このnoteのようになんぼでも書けるんだけど(笑)
こと、相手に伝えるとなると「こんなこと言ったら傷つけてしまうかな」とか「失礼かな」などと、相手の状況や心情を考えすぎて逡巡して何も言えなかったり
あるいは、勇気を出して言ったら言ったで「ああ、余計なことしちゃったかな」などと、しばらく落ち込むという「コミュニケーション」については思い悩むことが多いんです。
いつまでたっても、いくつになっても「伝わってないんじゃないか?」という疑いから、逃れられないままなんです。
もちろん、健全な自分への問いかけは大事だし、コミュニケーションの精度を上げるには、とにかく場数しかないから、沢山、失敗して学んでいくしかないんだけど・・・
雅治さんが教えてくれたように、何も言わないで「伝わらない」と後悔するより、考え抜いた上で「ことば」にしてから、上手くいかないならそれはそれで後悔する方が、私らしいかな。
マシャに背中を押してもらえたなぁ、さすが神!と思った一方でね。
私にとって、一番怖いことは「ことばで誰かを傷つけること」なんだな、と気づくことにもなった。
いや、これまでも、不用意な物言いで、沢山、傷つけてきたと思います。本意ではなく、未熟ゆえのことと、お許しください。
「思ったことした歌詞にならない」ように、私も、思ったことしか「ことば」にならないので、これはもう、心を磨き続けるしかないのだな。
「のびしろ、まだまだある」と、信じたいものです。